約 3,662,845 件
https://w.atwiki.jp/skygaleon/pages/500.html
ケンタウロス(アイネス) 前衛 中衛 後衛 UCキメラ Cアルケイデス - Cケンタウロス - - UCキメラ Cアルケイデス - 九尾の狐(イーサ) 前衛 中衛 後衛 Cケンタウロス UCメデューサ - C妖狐 UC九尾の狐 - Cケンタウロス UCメデューサ - マガミ(ウリトラ) 前衛 中衛 後衛 Cアステリオス Cマガミ様 Cアルケイデス UCダハーカ UCマガミ - Cケンタウロス Cマガミ様 Cアルケイデス 座敷童子(エド) 前衛 中衛 後衛 Cケンタウロス UCキメラ Rキマイラ C妖狐 R座敷童子 - Cアステリオス UCキメラ - ケルベロス(オルゴー) 前衛 中衛 後衛 UC九尾の狐 UCマガミ Cアルケイデス Rヘラクレス Rケルベロス - C妖狐 UCマガミ Cアルケイデス キマイラ(カルキディケ) 前衛 中衛 後衛 UCメデューサ(9) UCマガミ UCキメラ Rヒュドラ Rベリアル(3) Rキマイラ(9) Cアルケイデス(3) Rディオニュソス - ステク(ギィザ) 前衛 中衛 後衛 Rステク(5) UCスカアハ(5) UCアヌビス(3) Cかまかぜ(9) UCスフィンクス UCアヌビス(3) UC鵺 Rベリアル SRセクメト(3) ディオニュソス(クラナディア) 前衛 中衛 後衛 ヤマ(ゲントリル) 前衛 中衛 後衛 ヒュドラ(コトシュ) 前衛 中衛 後衛 Cヴァースキ(5) R青龍(3) Rヨルムンガンド Cやまたのおろち(3) Rヒュドラ(3) Rヒュドラ(3) UCヴリトラ(1) UCダハーカ(5) Rバロン(1)
https://w.atwiki.jp/wiki9_vipac/pages/169.html
「どんなのっすかね?」 作戦領域であるローダス兵器工場へ向かう輸送機。 その格納庫内で、本作戦参加レイヴンの一人、グルマンディーズが自機コクピット内の通信設備を使用して問う。 相手は、隣に立つ、と言うより鎮座する四脚型ACの搭乗者。 「どんなの、って何だよ。あんた、依頼内容聞いてないわけじゃないんだろ?」 「陽働作戦だってのはわかるんですけど……100000cの報酬って、物凄い額じゃないですか」 「は?物凄い額?」 グルマンディーズの言葉に、相手は驚愕を露わにした素っ頓狂な声を上げる。 「え、凄い額…ですよね」 「サイレントライン近辺の依頼なら珍しい額でも無いだろ。あんた普段、どんな高額の依頼請け負ってるんだ?」 相手の返答に暫し黙った後、グルマンディーズがやや怖じ気づいた様に返す。 「いや、あの、低いとかじゃなくて。100000cって物凄い高額ですよねっていう。そういうニュアンスなんですけど」 「……なあ、名前聞いていいか」 「グルマンディーズです」 「あんた、レイヴンズアークか?」 「いや、コーテックスの方なんですけど」 「……ラ…ランクは?」 「五本の指に入りますよ。下から数えて」 「ど…どしん…」 「え?聞こえないんでもっかい言ってもらえます?」 「ド新人じゃねーか!お前死ぬ気か!?何考えてサイレントライン近くの依頼なんか請けてんだよ!」 「いやいやいや。死ぬ気は1ペタたりとも無いっすよ、そんなにヤバイ場所なんですか?」 グルマンディーズの言葉に、四脚の搭乗者は大きく溜め息を吐く。 「あのな。その口振りからして知らないんだろうけどな、サイレントラインって何か知ってるのか?」 「全然。それ食えるんですか?魚介?肉類?意表を突いて青果系統とか」 「駄目だこいつ」 「呆れないで教えて下さいよ!」 「サイレントラインってのはな。要するに誰も越えられない領域の事だよ」 「越えちゃえばいいじゃないですか。Bダッシュでぴょんって」 「やっぱこいつ駄目だ」 「ちょっw教えて下さいよ」 「まぁ……コレ見ながらの方が早いだろうな。データ送るぞ」 四脚の搭乗者が言うなり、グルマンディーズのコックピットのモニターへ、動画が添付されたメールが送信されて来た。 「ここら辺の大体の地図だ」 グルマンディーズが開くと、モニターに作戦領域となるローダス兵器工場周辺の地図が表示された。 「なんか地図の大部分が赤いんですけど、なんですかコレ?滅茶苦茶デカいし広いし」 地図には、ローダス兵器工場から東に、地図面積の大部分を塗りつぶす程の、血の河の様な赤い帯が掛かっていた。 「それがサイレントラインだ。地下世界を抜けて地上に生活圏を広げ始めた人類、その人類が行き詰まった壁みたいなもんだな」 「これが…サイレントライン……」 「もう少し見たら別の画像が出る。それが誰も越えられない理由だ」 十数秒ほど件の地図が映し出された後、急に画像が切り替わった。 モニターに映るのは、小型の飛行型と思われるMT、重量級二脚ACと思われる人型兵器。 そして、肩に9のエンブレムを付け、赤と黒で塗装された中量級二脚ACと見える機体。 「えと、こいつらがどうかしたんですか?」 「まぁ、どれもヤバいっちゃあヤバいんだけどな、真ん中の方が一番ましな奴だ。右の小さい奴、わかるか?」 グルマンディーズが、右に表示された小型兵器に目をやる。 「サイレントラインの中はな、たまにそのチビがバンバン飛んでくるんだってよ」 「飛んで来たって撃ち落とせば…」 「撃ち落とせる様な数と速さじゃねーんだよ。俺も直に見たわけじゃなく資料映像だけだけどな、雨みたいにドバァーッと突っ込んで来て、わけわかんねー内にドカンだよ」 自然災害、天災に近いレベルだな。と言って四脚の搭乗者は苦笑する。 「何処の誰が作ったのかも、何処で作られてるのかもわかんねえって代物だ。企業やコーテックス、アークのお偉いさんは便査上【特攻兵器】って呼んでるらしいけどな」 「怖っ。じゃ、じゃあ残りの二つは…」 「この流れなら想像付いたと思うけどな」 「襲って来る、とか」 「ビンゴ。しかも白い重二の方は倒しても倒しても新品がまたやってくるオマケ付きだ」 グルマンディーズの見ているモニターに、今度は白い重二の映像が映る。 件の機体は、見た目通りの重武装を駆使して企業の施設やMTを破壊し尽くしていた。 「……赤いのはどうなんですか」 「赤いヤツに関しちゃ資料なんて殆ど無い」 「珍しいんですか?」 「いや、襲われた奴と施設がな、皆殺しで皆壊しにされてんだよ。その画像も、奴に大破させられたACから僅かに回収出来た1シーンだ」 「皆…殺し……」 「そう、皆殺しだ。何せ倒した奴が居ないから再出現するかどうかもわからない。 もしこの怪物も倒しても出てくるってパターンなら、人類にゃ本当に越えられないラインなのかもな」 と、そこで四脚の搭乗者が一息つき、思い出した様に言う。 「まさかとは思うが、今回の作戦に参加するレイヴンの事、全員把握してるよな?」 「…………」 「俺は説明係かよ。まぁ、仕方ねえか。全員で五人。 ドロール、AC ブラッククロス。 武装はマシンガンにブレード、肩はロケットとレーダー。地雷も積んでるらしい。腕は並みだな。 二人目はプルガトリオ。重二脚AC ミクトランテクトリ。 両肩両手ロケット尽くし。施設破壊にゃ向いてるな、腕は…並みってとこか。 三人目はお前、グルマンディーズ。言うまでも無いがタンクにリニアキャノン、火炎放射器に投擲銃…ってオーーーーイ!!!」 スピーカーを通して四脚搭乗者の声がグルマンディーズの耳をつんざく。 「な、なんですか?」 「なんですかじゃNEEEEEEYO!!なんだこの武装!お前マジで死ぬ気で来たのか!?」 「大丈夫ですよ。多分」 「多分かよ!」 「機体名はエルドラドです」 「聞いてねえよ!……引き続き四人目、カゼス。中量二脚AC 雷覇。 マシンガンとブレード、肩はレーダーと五発発射のマイクロミサイル。 腕は五人中トップ。レイヴン全体でも上位に入る実力者だ。 で、最後に俺。カオスアトラクター、四脚AC トリックスター。 武器は見ての通り武器腕のレーザーキャノンのみだ。腕は、まあ、その、なんて言うか、うん。あれだよ。な?」 「な?じゃわかんないっすよ」 「うるせえな!並みだよ並み!悪いかよ!ほら、もうそろそろ作戦領域に着くから準備しろ!」 「作戦領域に到達。AC投下と同時に離脱します」 最早お馴染みとなった輸送機からの通信。 くすんだ金色のエルドラドと、やや赤みがかったトリックスターの二機が轟音と共にアスファルトを飛散させて着地する。 平行して飛んでいた残り二つの輸送機からも、数秒遅れで残りの三機、黒とピンクのブラッククロス・暗い赤と灰色の雷覇・奇抜なパステルカラーのプルガトリオが着地。 「緊急放送!敵ACが工場に出現!直ちに迎撃しろ!繰り返す、直ちに迎撃しろ!」 工場の何処からか響く緊急放送。 カオスアトラクターが全員に通信を送る。 「依頼内容は敵兵力の足止め、出来るだけ多く敵兵力を排除し施設を破壊、ってとこだな」 「役割分担はどうする?」 それに割って入ったのはプルガトリオ。 「AC五機もいれば適当にやっても大丈夫じゃないっすか?」 グルマンディーズが気楽な調子で言う。 「俺も同意見だな」 「同じく俺もその考えだ。異論は?」 グルマンディーズに賛成するのはカオスアトラクターとドロール。 「…どうだかな」 口を挟むのはカゼス。 「どうだかな、ってどういう意味だよ」 「レイヴンを五人も雇うって事は、逆に言うならレイヴンを五人も雇わなければいけない何かが有ると考えるべきだ」 「今さら言っても始まらんだろう。俺は好きにさせてもらうぞ」 ドロールが通信を打ち切り、ブーストダッシュで施設に接近、手当たり次第にマシンガンをバラ撒き始める。 「アレじゃこの先生き残れねえな。ま、いいか。俺も始めるぞ」 「……全く。仕方ない、俺も任務を開始するか」 プルガトリオのAC ミクトランテクトリが、その全身に針鼠の如く装備したロケットを乱射。 工場の外壁を突き破ったロケット弾頭に追従する様に、雷覇のブレードが施設の壁面を真一文字に切り裂いていく。 施設破壊を始めた三機を見つつ、グルマンディーズが隣のカオスアトラクターへ問う。 「どうするんすか?」 「どうするもこうするもやるしかないだろ。でも俺は休憩な、お前はリニアと投擲でもぶっ放しとけ」 「休憩?サボリじゃないすかそれ」 グルマンディーズの突っ込みに、カオスアトラクターは自機の武器腕を向けて見せる。 「お前は馬鹿か阿呆か間抜けか?俺の武装はさっき説明しただろ。両腕のレーザーキャノンしか無いんだぞ。施設破壊に使う無駄弾なんかねーんだよ」 「…はいはい了解了解。んじゃ行って来ます」 「わかればぉkだ!がんば!」 遅れてのろのろと進行していくエルドラドを眺めつつ、手を振る様にトリックスターがその両腕を上下に動かす。 「で、どうしたら良いんだろう」 がんば!と言われて送り出されたは良いけど、何をすべきか迷ってしまう。 適当に目に付いた建造物や車両へ、リニアガンと投擲銃を数発。当然あっと言う間に破壊。 こんなので100000c+追加報酬とか良いのか?と思ってしまう。 まあ、とりあえず工場とかにぽちぽち撃ち込んでおこう。 「敵MT及び航空部隊が出現、迎撃して下さい」 オペレーターからの通信、旋回して背後を、それとレーダーを見てみる。 次の瞬間、モニターが爆炎に塗り潰された。 「えっ!?な、ちょっ!何だ何だ!」 正面には茶色い四脚MT。今のはグレネードなのか? レーダーには三十を軽く超える赤青の光点。ヤヴァイよこれ! パニクっている内に次々とグレネードやらプラズマキヤノンを被弾。 《コア損傷》 全く何をどうすれば良いのかわからない。こんな大量のMTがドカドカ撃ってくる状況なんて初めてだ。 軽く目眩がした瞬間。 目前のMTの横っ腹を、ピンクの閃光が貫いた。 そして爆発。背後に居た光点が立て続けに一つ二つと消えていく。 「おーい!ボサっとしてんな!」 僅か10秒足らずの出来事に呆然としていると、通信が入ってきた。 カオスアトラクターさんからだった。 「MT程度に使わすなっつーの、おい、右見ろ右」 言われるがままに見る。さっきのMTと同型のそれが、こちらに砲身を向けている所だった。 「撃て!」 やはり指示されるままに、リニアガンと投擲銃を撃ち続ける。 MTへ螺旋を描きながら超高速の弾丸が直撃し、次いで放物線を描いて投擲弾が命中。 3セット程で茶色の装甲板を撒き散らしながら、MTが爆発。 「混乱したら壁を背にしてサイティングに集中しろ」 「危なくなったら俺らがフォローしてやるから」 カゼスさん、プルガトリオさんから通信が入ってくる。 「……はい!」 その後は、壁を背にして戦闘機やヘリをリニアガンで掃討。 接近したMTはカゼスさんとドロールさんがブレードとマシンガンで。 中距離のMTはプルガトリオさんのロケットのサポートにあやかりつつ、リニアを撃ち込んで撃破。 「掃討完了、だな。残弾と損傷度合いはどーよ?」 敵を全滅させた後、俺達は工場敷地内の中心に集まっていた。 「弾が残り半分だな。損傷は四割弱だ」 「で、そこの百式はどうよ?」 ドロールさんに百式呼ばわりされた。そもそも百式はタンクじゃないだろ。 「俺は損傷一割、残弾十割だな」 「百式じゃないっすよ。……損傷六割、残弾七割弱っすね」 ……ん?今何か聞こえたような。 「みんな聞こえてるか?損傷一割、残弾十割。以上」 声の主の方へ、全員が視線を移す。 カゼスさんのAC 雷覇が、工場の天井部に悠然と立っていた。 黒と灰色でカラーリングされた期待には、敵弾が掠った際に付いたと思われる僅かな焦げ跡しか付いていない。 「残弾十割って事は…あんた、全部ブレードかよ。半端ねーなオイ」 カオスアトラクターさんが笑っている。苦笑いだ。俺だって苦笑いをせざるを得ない。レベルの違いとはこれ程の物、という事なんだろうか。 「終わりか」 「こんなもんだろう。こっちはAC五機だぞ」 「の割には手間取ってる様に見えたけどな、プルガトリオ」 「何言ってんだよ。俺のロケットの命中率見てたかおい?」 「悪い、全然見てない」 カオスアトラクターさん達は呑気に笑い合っている。 「ともかく、後は施設を破壊するだけっすね」 「待て、レーダーにまだ反応がある…」 カゼスさんが言うと同時に、プルガトリオさんの機体の背後から、巨大な火球と青い光球が飛んでくるのが見えた。 「プルガトリオ!後ろだっ!!」 ドロールさんが言うが、その時にはもう遅かった。 「後ろ!?…ぐおおっ!!」 プルガトリオさんは二発の直撃を喰らいつつも、弾が飛んで来た背後へ機体を旋回させる。 しかし、俺のタンクほど酷くは無いとは言え重量二脚、その旋回性は低く―――――振り向き終えたのも、やはり遅かった。 「くそっ…」 再び同タイミングで発射された二発を正面から浴び、ミクトランテクトリの右腕が吹き飛び、機体の全身から火花が散った。 「すまん!撤退する!」 ミクトランテクトリが建造物を盾に追撃を逃れつつ、ブーストを全開に噴かして敷地外へ消えていく。 それを見届けた後、俺を含め残る全員が弾の飛んできた方向を見る。 俺達から距離にして600程離れた工場の敷地内ギリギリの地点。 そこには、二機のACがキャノンを構えていた。 片方は灰色、もう片方はブラッククロスに似た、黒とピンクの二脚ACだった。 「楽な任務だと聞いていたんだがな。AC五機が相手とは聞いて無いぞ、サトゥルヌス」 「いいじゃないかアンファング。今ので四機に減ったんだ。残りも手負いだ、どうって事は無い」 《敵ACを確認、ランカーACイシュタムです》 「あの黒いもう一機は…サトゥルヌスのAC ディストラストか」 俺の横で、カオスアトラクターさんが言う。 「どんな奴なんすか?」 「腕は並みだがな、この状況じゃ武装がヤバいな。なんせプラズマキャ……来たぞっ!!」 再び青い光球と赤い火球が飛来。 俺は建造物の陰に避難し、カオスアトラクターさんは浮遊して回避する。 カゼスさんとドロールさんも同様に、建造物の陰へ待避。 《敵増援を確認》 「まだ来るってのか…」 苦々しげにドロールさんが言う。それを言いたいのはこっちだ。 もう帰りたい。本気で撤退したい。 一応レーダーを見ると、範囲ギリギリに青い光点が一つ。 戦闘機かヘリだろうか。しかし一機だけの増援なんて…。 「輸送機だな」 こちらの心中を察した様にカゼスさんが呟く。 視点をやや上げて見ると……あれは、毎度お世話になっている一般的なACの輸送機っておいおいおいっ!! まだAC来るの!?ねえどーなってんのコレ!? と、パニクりつつも一応輸送機へ向けてリニアガン発射。 駄目です全く届いてません。 そうこうしてる内に、輸送機から真っ黒い軽量らしい二脚ACが降下してきた。 あれ?なんか細い感じだしひょっとして紙装甲なんじゃないのか。 ひょっとしてひょっとしたら簡単に撃破出来るんじゃ 「…赤い星だと……」 カオスアトラクターさんが何やら驚いている。 「奴が出て来るとは。これで質の優位は無くなったか」 カゼスさんもなにかヤバい物を見てしまった様な口振りだ。 「あの。世間知らずな事聞いていいですか」 「クレストの【赤い星】を知らない、とか言わないよな」 先手を取られた。カオスアトラクターさんは、もう俺のパターンに慣れたらしい。 「クレスト専属のAC乗り、通称【赤い星】腕は全レイヴン中トップクラスだ」 強敵キタコレ。 「今すぐ撤退したいんすけど」 「お前の機動力じゃ確実に追いつかれるぞ」 だよな、タンクだしな。 「撤退したけりゃ【赤い星】だけでも撃退しなきゃ帰れんだろうな」 無理っすよ。 「……【赤い星】は俺が押さえる!みんなはあの二機を頼む!」 言うなり、カゼスさんが建造物の陰から飛び出して行く。 そこへ、あの二機のキャノンが待ち構えていた様に二発。 カゼスさんは空中で揺らめく様に機体を左右に振り、一発二発と回避。 【赤い星】に挑み掛かって行った。 「あいつの相手はカゼスに任せるぞ、俺達はあの二機を叩く」 ドロールさんからの通信。 「でもどうするんすか?あれじゃ近づけませんよ」 「正面から行ってどうする、横から叩けばいいだろう。左右から迂回して行くぞ」 「奴ら、陰から回り込んで来るつもりか」 サトゥルヌスのモニターに映るロックオンマーカーは緑。 標的を遮蔽物越しにロックオンしている証だ。 時折赤に変わるもののそれは僅かコンマ数秒。とてもでは無いが命中を期待できる様な物では無い。 「防衛に雇われた俺達が工場を壊すわけにもいかないしな」 同じくアンファングもモニターの緑マーカーを見ながら言う。 そうこうしている間にも、左右から三機が徐々に接近していた。 「(そろそろか)」 ドロールのブラッククロスが、建造物の外周に沿う形で滑る様にダッシュ。 レーダーを見れば、目標の二機を視界に捉えるまで残り数秒。 恐らくは、反対側から回り込むトリックスターも同程度の距離だろう。 エルドラドは機動力の関係で同時攻撃は出来ないだろうが、それは返って好都合。 タイミングにズレが生じれば図らずも波状攻撃が成立する。 「(あと二秒ってところだなし)」 二、 一、 零。 ディストラストの黒い機体色が視界に入った瞬間、光球が飛んできた。 直撃を喰らい、自機損傷率が五割を超える。 恐らくは読まれていたのだろうが、それぐらいはドロールも読んでいる。 「真人間の二脚でキャノンは命取りだなっ!!」 発射体勢を取るため膝を着いているディストラストに、ブラッククロスがマシンガンを発砲。 当然ながら全弾が直撃。 膝を着いたままゆっくり旋回するディストラストに対し、更に回避と命中率の引き上げを狙う為に、マシンガンを撃ちながらブラッククロスが横へ回り込む。 ドロールの操縦の腕自体は決して高くは無い。せいぜい下の中か上といった所だろう。 しかし足を止めて砲台と化した敵の横を取る事など、多少なりともACを操れる者にとっては造作もない。 「到着っと、喰らえっ!」 反対側の建造物から飛び出したトリックスターが腕部プラズマキャノンを発射、やはり命中。 と、50~60発ほどマシンガンを撃ち込んだ所でドロールが気づく。 「(あのイシュタムってのは何処に消えた?)」 サトゥルヌスの横を取りながらレーダーを見れば、自分と重なる様に青い光点が一つ。 「上だドロールっ!」 カオスアトラクターが叫ぶ。 ドロールが視点を上空に上げれば、浮遊するイシュタム。 そして、炎の尾を曳きながら飛来するミサイル弾が六つ。 半数が軌道を分かち、二人へ三発ずつ飛んで来る。 「複数ロックか!」 「ちぃっ!」 トリックスターが、イシュタムの真下を交い潜る様にダッシュで回避。 カオスアトラクターが真上に居るイシュタムへロックサイトを合わせるが、イシュタムは二人の背後を取る様に着地。 二人が視点を下げながら振り向くと、今度はイシュタムしか居ない。 再びイシュタムが上昇しつつマシンガンを発射、トリックスターは被弾しながらも両腕のレーザーキャノンを叩き込む。 「…当たるかな?」 ドロールと、遅れて到着したグルマンディーズがそれぞれの主武装を放つが、イシュタムは空中で急に後退して回避、建造物の上に着地。 イシュタムが小ジャンプ移動でふらふらと天井部を移動しながら、マシンガンをバラ撒く。 その様子を見ながら、カオスアトラクターは奇妙な事に気付く。 「(なんだ?妙に消極的だな)」 近距離で真価を発揮するマシンガンを持ち、大した損傷も無いにも関わらず、適度な距離を保ち回避を重視したイシュタムの動き。 「(まさかこいつ…)」 トリックスターがイシュタムに背を向けて振り向けば、500程の遠い建造物の隙間からキャノンを構えているサトゥルヌスの姿。 すかさずロックして両腕のレーザーキャノンを放ちつつ接近。 「…気付かれたか」 一発喰らいながらも発射体勢を解除し、ディストラストが建造物の裏へ消える。 「こいつが囮でサトゥルヌスの奴が移動砲台ってわけか。ドロール、グルマンディーズ!俺はサトゥルヌスを狙う、後は任せた!」 「させるか」 イシュタムの肩部ミサイルハッチが開き、背を向けたトリックスターをロック。 「させないのはこっちっすよ」 「余所見とは余裕だな」 五発までロックした所で、ブラッククロスのマシンガンとエルドラドのリニアガンがイシュタムへ同時に炸裂。 「…やってくれるな」 舌打ちをしながら、アンファングが二機の正面に自機を着地させる。 「これで二対一、とは言え、油断するなよグルマンディーズ」 「了解っ!」 「なる程、アークにまだこんな奴が居たとはな」 「そりゃどうも。俺も【赤い星】がこれ程とは思わなかったよ」 赤い星の駆る二脚ACとカゼスの雷覇は、高速戦闘による消耗戦を繰り広げていた。 どちらも高い機動力と操縦技術を持ち、互いの銃撃がロクに当たらない。 それに加えて、両雄共に建造物を上手く盾に使用しているのも相まって、ただ弾薬だけが消費されていく。 この展開は射撃武器をマシンガン一丁とマイクロミサイル一基しか持たないカゼスには致命的だった。 では赤い星に圧倒的有利なのか、と言えばそうでも無い。 赤い星が積んだ武装は高威力ショットガンにハンドグレネード、加えて肩にはミサイルとロケット。 一見十分には見えるが、前述の通り遮蔽物を使いながらの戦闘の為、まずミサイルの命中は期待出来ない。 加えて互いに高機動が故に、ロケットも予備の武装と考えるしか無い。 なれば頼れるのは両腕の武装だけ、その弾薬も、雷覇の装甲を恐らくは三割程削ったであろう時点で残り半分。 更に赤い星にとって都合が悪いのは……。 「(これ以上、施設を盾にするのも問題だな)」 先のアンファングのセリフでは無いが、防衛役として雇われたレイヴンが施設の破壊を助長しては本末転倒。 どちらからともなく、射撃と回避を繰り返しながら、互いにとって都合の良い敷地外へ移動していく。 両者が開けた地点へ出た瞬間、カゼスが自機を突進させつつブレードを発動。 赤い星は刃先が機体を掠めるか否かという最低限の後退をし、ショットガンを発砲。 全弾が命中し、雷覇の黒と灰色に彩られた装甲が散る。 赤い星はそれを確認すると、追い討ちにロケットの照準を合わせる。 が、カゼスがそれを予測していた様に横へ移動。 ロケットは空を切り地面へ突っ込む。 赤い星の機体が小ジャンプをしつつ雷覇に軸を合わせた瞬間、カゼスが急に後退。 やや照準を下げて発射されたロケットはまたも空を切る。 後退しながらカゼスが武器をマイクロミサイルに切り替え――――。 「行けっ!」 五つの弾頭が寄り集まる様に群れ、赤い星の機体へ向かって行く。 赤い星の機体は、それをエクステンションに装備された迎撃ミサイルで三発撃墜。 が、残りの二発が命中。 この時点で雷覇の損傷は四割。赤い星の機体は三割強。 一方。 「(流石に二対一はキツい物があるな……)」 グルマンディーズとドロールの波状攻撃を受けつつ、アンファングは自機を後退させて視界を広げる。 赤い星とカゼスは未だに戦闘中。 構えが必要なサトゥルヌスは、反撃も出来ずにカオスアトラクターに追い回されている。 これではどちらからも援護は期待出来そうに無い。 「(どうしたものか)」 ドロールは距離を詰めながらひっきりなしにマシンガンを撃ってくる。 その上、背後に詰めるグルマンディーズが次々に援護のリニアガンと投擲銃を撃ってくるせいで回避するだけで手一杯だ。 ドロールはともかく、グルマンディーズが撃つリニアガンの装弾数は100発。 恐らくは、現時点で残弾は半数を切ったか切らないかという所だろうが、弾切れを狙うにはその約50発が多すぎる。 「(片方だけでも潰すか!!)」 ここでアンファングが賭けに出た。 使えないと判断した肩部大型グレネードを捨て、最高速を引き上げる。 回り込もうとするドロールを無視し、ブーストを全開してエルドラドに接近。 「えっ!?何!?俺狙いかよ!」 グルマンディーズが慌てふためいてのろのろと後退するが、所詮タンクの通常移動。 武装を捨てて大幅に軽量化した中量二脚からは逃れられない。 アンファングがブレードを発動。 イシュタムの左腕部から光が発せられ、エネルギーの刃が形成される。 「う、うわぁぁぁぁっ!」 グルマンディーズが必死に後退するが、イシュタムがほぼ密着状態まで距離を詰め。 斬撃。 《頭部損傷》 「誰かっ、助けてくれよ!」 今の一撃で俺の機体、損傷が七割を突破。大破まであと三割。死ぬ、俺、絶対死ぬ。 いかん、いかんぞ…… 「逃げろ!」 逃げろってドロールさん、あんたタンクの遅さ知ってて言ってるのか。 「運命だ。諦めろ」 イシュタムからの通信。ここで、俺は死ぬのだろうか。 「諦めるな!後退を続けろ!」 ドロールさんがイシュタムにマシンガンを撃ちながら言う。 もう地形を確認する余裕なんか無く、ひたすらにブーストを小刻みに噴かして少しでも後退速度を上げる。 でも、余裕で追いつかれた。 妙に風景がゆっくりに見えた。 目の前のACのブレードから、赤い光が見える。 ゆっくりと光は刃を形作り、やはりゆっくりと腕が自分の機体へ迫ってくる。 高さから見て、狙いはコックピット。 「(あぁ、俺を殺す気なんだな)」 ゆっくりとゆっくりとゆっくりと、コマ送りで剣先が迫る。 そして、視界が光に包まれた。 「…あれ?俺、死んでない?」 光が消えた後、視界に映るのは先と変わらない風景。 「(いや、違う)」 自分の機体の両腕が無い。斬られた、のだろうか。 「くそっ!!お前、何をした!?」 目の前ACの乗り手が、苛立ちを露わにして言う。 見れば目の前のACの両腕も無い。 何が、起きたのだろうか。 時間は十秒ほど遡る。 「諦めるな!後退を続けろ!」 と言ったものの、ドロールはグルマンディーズが死ぬ、と直感していた。 マシンガンではイシュタムを止められない。 ロケットを積んでは居るが、自分の腕ではグルマンディーズに当たる可能性も有る。 それ以前にどちらにも当たらない可能性が最も高い。 では、どうする? 考えている間にも時は動き続ける。 解決策が浮かばないまま、イシュタムが突進しながらエルドラドのコックピットへ向けてブレードを振るう。 その瞬間、ドロールは見た。 イシュタムとエルドラドの間に巨大な光柱が出現し、両機の両腕を吹き飛ばしたのを。 光柱を目撃したのは、三人だけでは無かった。 赤い星のグレネードを回避し、カゼスが反撃のマシンガンを放とうとした瞬間、視界の隅に蒼白い光が映った。 次いで、爆発音。 突然動きを止めた雷覇を不審に思い、赤い星も爆発音の方向に視線を移す。 今度は建造物の真上に光が現れた。 光に包まれた建造物は、一瞬で瓦礫の山と化した。 まるでそれが合図だったかの様に、敷地内へ無差別に光が降り注ぐ。 端から見れば幻想的で神秘的な、オーロラや虹の様な光景。 しかし、その光に飲み込まれたものは瞬時に破壊される、余りにも終末的で悪夢じみた光景。 「おい!あれは何だ!?」 光を回避しつつ、赤い星が自らの専属オペレーターを呼び出す。 「わかりません!とてつもない高度からの砲撃の様ですが、私達の知る限り、どの企業もあんな物は……」 「もういい!」 赤い星はそこで通信を打ち切った。 「何だ!?爆撃か!?」 サトゥルヌスを追撃し続けるカオスアトラクターと、彼から逃げ続けるサトゥルヌスも、やはり同じ光景を見た。 「(あれは……)」 この中で、唯一光の正体を知っていたのはカオスアトラクター。 実力はともかく、民間人への攻撃や破壊工作等の、一般的なレイヴンが嫌がる汚い仕事も厭わず請け負って来た彼は、自然とコネを持ち裏情報に精通する様になっていた。 グルマンディーズには見せていない、と言うより見せる必要も教える必要も無いと判断した情報。 それは、ある企業の幹部クラスから得た情報だった。 曰わく 『サイレントラインの中に降るのは特攻兵器だけでは無い』 『我々も把握しては居ないが、桁外れの破壊力を持ったレーザーが降り注ぐ事が有る。どの企業も越えられない最大の理由が、それだ』 その情報の信頼性はどうあれ、今現在の目の前に広がる光景は、正にその言葉そのものだ。 しかし。 「(あれが降るのは サイレントラインの中じゃなかったのか!?)」 そして、この二人は他のレイヴン達とはまた別の物を見る事となる。 《敵増援を確認》 両陣営の全員が、頭部コンピュータから流れる音声を聞いた瞬間。 カオスアトラクターとサトゥルヌスの眼前を、二つの影が横切った。 「いいか、動く奴は敵だから殺せ。動かねぇ奴はとろい敵だから殺せ。たった今から此処は【暴君】の支配下だ」 「……仰せのままに」 「(増援だと!?)」 赤い星が敷地内中央部へ視線を移した直後、瓦礫となった建造物をふわりと飛び越え、正面に一機のACが現れた。 赤をベースにカラーリングされた、線の細い四脚型。両腕はマシンガンタイプの武器腕、両肩にはレーザーキャノンを計二門。 そのACは着地寸前にブーストを僅かに噴かし、音も無く、何処か優雅さを感じさせる動作で赤い星の眼前へ着地。 《敵ACを確認 ランカーAC アルルカンです》 アルルカンの搭乗者、コルレットはレーザーキャノンを向け、赤い星へ通信を送る。 「御機嫌よう赤い星のお嬢さん、この私めの操り人形と踊って頂けますか?」 「断る」 「それは残念。しかし嫌でも踊って頂こう。芸術的にね」 「(あのACは…第三勢力と言うわけか。この隙に撤退するべきだな)」 そう考えて、カゼスがグルマンディーズ達と合流すべくダッシュした瞬間。 「逃げられると思ってんのか?糞が」 その通信と同時に、凄まじい爆風が雷覇を襲い、機体が施設の外壁へ叩きつけられた。 《敵ACを確認 ランカーAC タイラントです》 レーダーには自機が吹き飛ばされる直前の位置に、青い光点。つまり先の自分のほぼ真上だ。 見上げると、深緑・赤・黒に塗られた重逆間接機体が、上空から肩部グレネードの砲門をこちらに向けていた。 そのACは、アークに所属する自分でさえ見慣れた機体。 コーテックス旧アリーナ2位の機体。それに乗る者は。 「…BB、か」 「他の誰に見えるってんだ?あぁ?カゼス君よ。てめぇの相手はわた…じゃねえな、俺だ。この【暴君】が直々に殺してやる」 「BBとコルレットか……サトゥルヌス、聞こえてるか!?」 ドロールのロケットを回避しながら、アンファングが通信を送る。 「あぁ聞こえてる!どうする!?」 「こっちは両腕を吹っ飛ばされてる。お前もこの状況じゃ立ち止まってキャノンなんざ撃てんだろう」 「撤退という事か!?しかし、赤い星一人に任せておくわけには…」 「さっき増援要請の通信を送った!どの道この状況じゃ弾避けにもならん、退くぞ」 「了解…撤退する」 カオスアトラクターと光の柱の両方から逃げ回っていたサトゥルヌスが、急に機体を翻して敷地外へ消えていく。 「逃がしたか。グルマンディーズ、ドロール!そっちはどうだ!?」 「敵には逃げられました!でもなんとか生きてるっす!」 「アグラーヤさん、聞こえるか」 コルレットが放つレーザーと、上空から降り注ぐ砲撃を回避し続ける【赤い星】アグラーヤの元へ、アンファングから通信が届く。 「どうした」 「すまないが俺達は戦闘を継続出来そうに無い、撤退させてもらう。その代わりと言っては何だが増援要請を送っておいた。何とか持ちこたえてくれ」 「了解」 「そっちは無事らしいな。どうするよ」 細かく移動を繰り返して光柱を回避しながら、グルマンディーズ達にカオスアトラクターが合流。 「カゼスが戦闘中だ、援護に行くぞ」 「了解…ってグルマンディーズ、お前ボロボロじゃねーか」 「斬られるわ両腕ふっ飛ばされるわでこの様っすよ!…うわわわわわ、また来たぁっ!?」 カオスアトラクターの指摘に、必死で砲撃を避けながら慌てた様子でグルマンディーズが答える。 「そうだな、お前はなるべく屋根のある場所を通って行け。気休めレベルのもんだろーけどな」 「りょ、了か…うおわぁぁぁっ!当たる当たる!」 「私のレーザーに一発も被弾しないとは。流石は赤い星、と言うべきですか」 コルレットがアグラーヤのAC ジオハーツへレーザー砲を連射しながら言う。 アグラーヤは答える事無く、返事の代わりにショットガンとグレネードの連撃。 アルルカンは散弾を僅かに喰らいつつも、避け様再びレーザーキャノンを連射する。 端から見ればアグラーヤがコルレットを押しているように見える、が。 ジオハーツの全武装の残弾は残り僅か。ミサイルはとうにアルルカンに全て避けられ、ロケットも残り10発。 ショットガンとグレネードに至っては、合わせて18発。 ここまで残弾を減らされた理由としては、コルレットの回避が上手いという事もある。 アグラーヤの放つミサイルやロケットに加え、やはりこちらと同じく上空から降る光柱までも、踊る様に軽やかに避ける。 が、最大の理由は別に有る。距離の問題だ。 アグラーヤと違い途中から戦闘に乱入したアルルカンは、装甲も弾薬も万全の状態。 二門装備したレーザーキャノンを休む事無く連射してくる事で、まるでコルレットが結界でも張っているかの様に、アグラーヤの接近を阻む。 元々、ジオハーツはミサイルを除けば近距離向きの武装で統一された機体だ。 中距離ではショットガンの散弾は散りすぎて僅かなダメージしか与えられず、ロケットとグレネードは機動力に富む四脚であるアルルカンに容易に避けられる。 「回避は見事と言う他有りませんが…、片方が逃げ回るだけの戦いをアートとは呼べませんね。これでは単なる狩りだ」 攻撃の手を休める事無く、コルレットが笑いながら言う。 「ほう、どちらが狩られる側だ?」 「それは勿論、貴女以外に思い当たりませんが」 その言葉が、彼女の逆鱗に触れた。 「ちょろちょろちょろちょろ逃げ回ってんじゃねぇぞ!!大人しく木っ端微塵に吹き飛べ蠅が!!」 BBの怒号と共に、タイラントの肩部大型グレネードが吼える。 巨大な火球が、雷覇の右肩を掠めて膨大な熱で装甲を溶かし、地に着弾して小規模なクレーターを作る。 アグラーヤと同じく、雷覇も圧倒的な弾数に接近を阻まれていた。 BBの攻撃はアルルカンの連射に比べれば幾らか精度は落ちるが、その頻度たるや半端では無い。 実はカゼスを狙っているのでは無く、この一帯を更地にするのが目的かと思える程だ。 神話の巨龍が吐き出す炎の様に、その攻撃は苛烈かつ凄絶で絶える事が無い。 「(このまま逃げ続けるのにも限界があるな)」 最早無事な施設がどれ一つとして無くなった敷地内の中、雷覇が上空を舞う【暴君】の降らせる弾雨をかいくぐっていく。 アグラーヤとBBの連戦で消耗した機体と武装では、短期決戦以外他は無い。 損傷率は凡そ六割。 残り弾数は五発発射のマイクロミサイルが二十発、つまり計四回。 マシンガンは残り三百発強。これらを使い切ってしまえば残りはブレードのみ。 「あぁぁぁうざってえなテメェ!大人しくぶっ潰れてくたばっときゃ良いんだよ!」 BBが、徐々に距離を詰めて来る雷覇に対し上空から拡散バズーカを放つ。 三つに分裂して飛来する弾頭を、瓦礫や施設外壁の出っ張りを利用しながら三つ、六つ、九つ、と回避。 「離れろ小蠅が!」 ほぼ真下まで迫った雷覇へ、ふたたひ拡散バズーカが放たれる。 しかし、接近する雷覇を一度ロックから外してしまった後に撃ったその一発は、二次ロックが為されていない射撃。 つまり未来予測では無く、その時点で目標が居る位置へただ着弾するだけ。 真上に視点を上げたカゼスは、機体を僅かに横へダッシュさせるだけで難なく回避。 「(この距離なら、やれる)」 上昇しつつ、雷覇が真上のタイラントへマシンガンのトリガーを引く。 銃口から一本の線で連なる様に飛び出した弾丸は、タイラントの脚、腰、コア、頭へ縦一列へ弾痕を刻み付けた。 更にブーストを噴かして両機体が衝突する寸前までタイラントとの距離を縮め、タイラントの腰部までがカゼスの視界に入る。 「(その足、もらった!!)」 カゼスがタイラントを両断せんとブレードを起動させようとした瞬間、奇妙な事態が起きた。 「…………っ!?」 視界が、暗闇に包まれた。 僅かコンマ数秒では有るが、その異常事態が、カゼスの機体操作の手を止めさせる。 「ぐぅっ!!」 次いで、凄まじい衝撃と振動が機体全体を走り抜け、宵の黒から獄炎の朱へと視界が塗りつぶされた。 炎が視界から霧散すると、確かに眼前へ捉えていた筈のタイラントの姿も消え失せている。 と、下方からロケットらしき攻撃を受ける。 「(機体が…持たない!!)」 振動と衝撃。どうやら二発命中したらしい。今の一撃で、モニターに映る自機の予想耐久力は二割。 下に視点を移すと、地上の400程離れた位置からこちらにロケットを向けるタイラント。 そして、ほぼ真下の地に落ちている拡散バズーカ。 「(…そういう事か!)」 「さっさと死ね」 BBが放つロケット弾頭を更に上昇して回避し、ブーストを止めて自由落下。 手頃な遮蔽物の陰に着地して避難。 「(あれが暴君のやり口か)」 一瞬ブラックアウトした視界、地に落ちた拡散バズーカ。 恐らくは、先の雷覇の様に真下へ逃れた敵、或いは真下に捉えた敵の視界を塞ぐ為に、軽量化も兼ねてバズーカを捨てたのだろう。 しかし、狙って出来る事では無い。ほぼ神業と言えるレベルだ。 「(ただの卑劣漢と思っていたが…舐めすぎていたな)」 「どうした?踊っているのはお前一人の様だが」 明らかな怒気を込めて言いながら、アグラーヤがアルルカンの右腕部へロケットを叩き込む。 コルレットが右に回り込んだジオハーツを捉えるべく右へ旋回すると、それに合わせる様にジオハーツは左へスライド。 今度は左から攻撃を受け、左へ旋回すれば右。後退すれば上空から。上空へ視点を上げれば地上から。 猛烈な勢いと機械的な精密さを秘めた射撃が、確実にアルルカンの装甲を削っていく。 「(怒らせてしまいました、か)」 先の挑発で完全に切れたと見えるアグラーヤは、ミサイルを捨てて軽量化すると、アルルカンのレーザーを喰らいながらも突進。 武器腕のマシンガンを易々と回避してアルルカンの右へ回り込み、それから先は現在の状況へ至る。 「(引き離せませんね)」 コルレットが距離を取ろうとするも、片やレーザーキャノン二門を装備したアルルカンと、只でさえ機動力に重きを置いた仕様、更に武装解除で俊敏性を高めたジオハーツでは速度に差が有りすぎる。 「大口を叩く割にはこの程度か」 「これは失礼。曲が無いのも寂しいでしょう。夜想曲で良ければ奏者ならぬ繰者も来たようですよ」 コルレットの言葉にアグラーヤがレーダーを見ると、背後から高速で接近して来る敵影が一つ。 耳慣れた発射音と同時に、ジオハーツの背へ散弾が撃ち込まれる。 「……くっ…」 アグラーヤが自機を浮遊させ、挟まれる形となった位置から脱出、瓦礫へ着陸。 《敵増援を確認 ランカーAC ノクターンです》 アルルカンの隣に、また微妙に色合いが異なる赤に塗られた軽量二脚が一機。 ジオハーツと同じショットガンを右手に、【月光】と呼ばれる最強クラスのブレードを左手に。 両肩にはタイラントと同じロケットを一基づつ。 「ザイン、遅刻は頂けませんよ」 「見物させてもらっていた。楽しそうだったからつい、な」 「もう少しで殺される所だったんですがねぇ」 「(…不味いな。格下とは言えBランカー二人が相手か)」 「バケモノかよ、あいつら」 BBと雷覇、コルレット・ザインとアグラーヤの戦いを見て、カオスアトラクターが言う。 戦闘技術の高さも有るが、驚くべきは五人が五人、一発たりとも光柱に触れてはいない事だ。 自分達は敵が居ない状態でさえ、あの光柱の回避で手一杯だと言うのに、彼らは互いに戦いつつも、上空からの砲撃などまるで何の影響も無い様子で戦闘を続けている。 砲撃を回避しながら戦闘していると言うより、あたかも光柱が彼ら五人を避けて降り注いでいるかの様な。 「見とれてる場合じゃないぞ、カゼスが危ない」 ドロールの言葉にグルマンディーズとカオスアトラクターが、カゼスとBBを見やる。 空中でグレネードの直撃を受けた雷覇が、BBの追撃をかわしながら地上の遮蔽物へ身を隠す。 そこへ、バズーカを捨てて大幅な軽量化をしたタイラントが見違える様な速さでダッシュ。 瓦礫の向こうの雷覇へ空中からグレネードの鉄槌を下すべく、上昇していく所だった。 ドロールとカオスアトラクターがロケットとレーザーを撃つ。が、距離が有りすぎてタイラントには当たらない。 「グルマンディーズ、リニアだ」 「あ、当たんないっすよ!」 「いいから撃て早く!」 ドロールに急かされるまま、光柱を間一髪で回避しつつ、グルマンディーズがリニアガンのロックサイトをタイラントに合わせる。 上空のタイラントの肩部グレネードの砲身が、畳まれていた状態からパタン、と伸びる。 「撃つ気だ…早くしろ!」 ロックサイトが黄から赤に変わる。 「頼む、当たってくれっ!」 暴君へ向け、圧倒的な弾速を秘めた弾丸が飛んだ。 「糞が糞が糞が。この俺にマシンガンなんざブチ込んでくれやがって」 遮蔽物の向こうに居るカゼスを捉えつつ、BBが自機を上昇させ、使用武器をグレネードに切り替える。 ようやくこちらに気付いて見上げる雷覇が視界に入り、サイトが赤に変わった。 「挽き肉になりやがれ……」 BBがグレネードを発射させようとした瞬間、背から衝撃と振動。 「…あぁ?」 機体を180度旋回させると、そこには三機のAC。 赤い四脚、黒とピンクの二脚、その背後に屋根を利用して砲撃から逃げ惑う金色のタンク。 《敵ACを確認 トリックスター ブラッククロス エルドラド です》 三機とも聞かない名だった。 そう言えば、ブラッククロスはアリーナの名簿で見た気がする。 確かDランクかそこら辺に居た奴だ。 隣の赤い四脚も、アークかそこらに居たような気がしないでも無いような覚えが有ると言えば有る様な無いと言えば無いような。 くすんだ金色のタンクは、確か同じコーテックスに居たような居ないような。 そんな事より重要なのは、この中に俺のタイラントに向けてぶっ放した奴が居る事だ。 それも、どいつもこいつも聞いた事が無いような小物ばかり。 あの思い出すだけでも胸糞悪い【不敗神話】の小僧や【影】、最低でも【銀狐】や鳥大老のジイさんならともかく、こんな名も無い様な低ランカーが。 こんな小物共が俺に? この俺に一発を? この俺に? こんな小虫の様な奴らがこの私に? この私に一発を? この私に? 虫虫虫虫、忌々しい虫は穴だらけにして千切りにして叩き潰して焼き尽くして消滅させるんだ。 この虫共を放っておけばアリーナで俺がしてきた様に、何時の日か俺を叩き潰して再び敗北を味わわせる程の脅威に……… この小物どもを生かして置けば戦場で私がしてきた様に、いずれ私を死に追いやる程の存在に…… 嫌だ嫌だ嫌だ怖い怖い怖い怖い怖いっ!! 俺は負けるのが嫌だ私は死ぬのが怖い俺は負けるのが怖い私は死ぬのが嫌だ 私は負けるのが嫌だ俺は死ぬのが怖い私は負けるのが怖い俺は死ぬのが嫌だ 俺は私は俺は私は俺は私は俺は私は……っ!! 「…なんだ?」 最初にBBの異変に気付いたのは、カオスアトラクターだった。 先程までカゼスに仕掛けていた猛攻とは打って変わって、攻撃してくる事も無くふわふわと宙を漂っている。 「下から上へ底辺から頂点へ外周から中心へ末端から中枢へ三番から二番へ二番から一番へ俺から私へ私からオレへ移る映る写る移る映る写る…………」 三人の機体へ、BBかららしき意味不明な通信が届く。 音程から声色まで完全に狂った、呪詛の様な呟きだった。 「気でも違ったってのか?…喰らえっ!」 トリックスターがレーザーキャノンを撃つと、宙に浮いたままのタイラントが、ふわりと幽霊の様な動作でそれを避ける。 「蛆、だな」 「はぁ?」 またも意味不明な通信が届き、ドロールが素っ頓狂な声を上げる。 「蛆だよ蛆。人間じゃなくてな。てめえらは蛆だ、放って置けば際限無く増え成長していずれ私の邪魔になる。だから―――――」 突然、OBを噴かしてタイラントが飛び回り始めた。 時折着地して小ジャンプを繰り返しながら、エネルギーが貯まるとグルマンディーズ達の周囲を飛び回るという動作を繰り返す。 トリックスターの方を向いて、急に空中でOBを解除し、距離500程で肩部ロケットが発射状態を取る。 「…ヒヒッ…人型を模して人語を語り人を騙り人に集る蛆虫は神経一本細胞の一片に至るまで壊し尽くして殺虫する他ねぇ!!」 タイラントがロケットを三発同時発射。 「当たるかよ」 自身へ飛んできたロケット弾を、カオスアトラクターは左に自機をダッシュさせて回避……出来なかった。 「喰らった!?」 直撃を受けて僅かに硬直したトリックスターへ、浮遊するタイラントから二度目のロケット。 辛うじて着弾前にブーストが間に合い、機体を横に滑らせ二度目は回避に成功。 一発が頭部パーツを掠めて、薄く装甲を剥ぎ取っていく。 「(なんだってんだ今のは!?ロケットはロックオンできねー武器じゃなかったのか!?)」 カオスアトラクターの背を怖気が走る。 ロックオンが不可能な武器であるにも関わらず、今の射撃はまるでそれの未来予測射撃に匹敵する精度だった。 「くそっ!BBの奴、完全にブッ壊れてやがる!」 「そんなの見りゃわかりますよ!」 「で、どうするんだこの状況!?」 壊れた暴君の攻撃と天から降る光を死に物狂いで回避しつつ、グルマンディーズ達が通信を交わし合う。 時折視界に入るタイラントへ各々が発砲するが、掠りもしない。 「カゼス、生きてんのか!?生きてんなら返事しろ!つーかあいつを何とかしてくれ!」 悲鳴に近い声でカオスアトラクターが言う。 「…生きてる。しかしあんな動きをするACを俺にどうしろと?」 「何とかしろ!あーもう取りあえずこっちに来い!」 「了解」 全身から火花を散らす雷覇が、三機へ合流。 飛び回り射撃を繰り返すBBに対し、四機は絶えず細かく動きながら、誰からともなく東西南北の四方を向く。 「止まった時がチャンスだな」 「そもそも止まんのかよ?」 「それは俺達の運次第じゃないっすか?」 「止まったら、何とかして足止めしてくれ。俺がブレードとマシンガンで仕留める」 地獄、だった。 狂える暴君が繰り出す鉛色の弾と赤い火球。 それに、時折飛んでくる青いブレードの光波。 破砕されて飛散する灰・黒・白・錆色の瓦礫。 地上ならではの本物の太陽が白み掛かった橙色に輝き、碧い空から蒼白い閃光が天罰の如く降り続ける。 此処は、極彩色の地獄。 俺とカオスアトラクターさんにドロールさんは、ただただ当たらない様に必死だった。 カゼスさんも脚部に損傷が有るのか、流石に苦戦しているようだった。 わけもわからないままに回避を続けていた所で、飛び回る暴君と目が合った。 無論、単に俺の視線が相手の頭部パーツへいっただけなんだが、確かに目が合った気がした。 「さっきの反動…リニアガン…俺を撃ったのはお前か」 音程も発音も声色も完全に狂った喋りで、暴君から通信が届いた。 目の前のACが、こちらにグレネードの砲口を向けた。 必死でリニアガンを撃ち返すが、暴君はふらふらとそれを避ける。 カゼスさんのマシンガンとカオスアトラクターさんのレーザーが飛ぶ。 どちらも直撃した結果、奴の右腕部が吹き飛んだ。 が、奴は全く動じる様子を見せない。どうやらもう隻腕の暴君は俺しか見ていないらしい。 さっきのブレードで斬られた時助かったのは、只の幸運だ。 二度とは無いと言い切れる幸運。 期待はしたが、どうやら暴君に天罰は直撃しないらしい。 向けられたグレネードランチャーの砲口に炎が灯る。 炎は砲の奥からこちらに膨れながら接近し、砲口から滲み出す。 空気を入れられた風船の様に、炎は球体へと変化を遂げて―――――。 「殺虫だ」 砲身から解放された火球が迫る。 損傷率は九割。この一撃を喰らえば助かりはしないだろう。今更脱出も間に合わない。 視界を黒とピンクが覆った。 「(って赤じゃなくて黒とピンクって何だ?)」 その色は、ドロールさんのブラッククロスの色だった。 数瞬後、爆炎が俺の盾となったブラッククロスを包み込む。 炎がかき消えた後、俺の眼前には煙を吹き上げるドロールさんの機体が有った。 「な…何やってんすか」 「お前にBBを撃てと言ったのは俺だ。俺が責任を取るのが筋だろう」 責任?責任なんか要らないだろうこんな状況で。 自分が生き残るだけで精一杯の状況で、何を言ってるんだこの人は。 そして二度目の爆炎がブラッククロスを包み、その両腕が破砕されて散る。 「ドロールさんこれ以上喰らったらまずいっすよ!俺はいいから早く逃げないと!」 「無理だな、脚とブースターが完全にやられた。歩けもせんよ」 移動が出来ない。 それは、この戦場での死刑宣告に等しい。 「先に逝ってる、お前はなるべく遅れて来いよ。じゃあな」 眼前で、あの蒼い光がブラッククロスを丸ごと呑み込んだ。 残ったのは、搭乗者ごと上半身を失ったブラッククロスの脚部のみ。 数秒ほど立ち尽くしていた両脚は、膝を曲げて前のめりに傾き、がしゃりと音を立てて地に倒れた。 「…ぷっ!下らねぇ、なんだこの臭ぇ三文芝居は。糞同然の低ランカーは盾ぐらいにしかなれねぇんだな。おい何黙ってんだよお前ら。笑う所だろココ!ぷはははははっ!」 「さて、些か長く踊り過ぎましたね。そろそろ…」 「だな、さっさと仕留めるとするか」 後方に控えるアルルカンの放つレーザーキャノンがジオハーツの移動先を悉く潰す様に追い込む。 それに合わせ、前衛のノクターンがショットガンを連射しながら確実に着実に追い詰めていく。 とうに全弾を使い果たしたアグラーヤは、ただ二機が繰り出す連携攻撃を逃れるのみ。 「逃げる姿も美しい。が、見方を変えれば生に妄執し続ける無様な醜態に見えなくも無い」 コルレットが陶酔する様に言い、弾を使い切った右肩レーザーキャノンを捨て、ノクターンの後方から一気にジオハーツとの距離を詰める。 後退を続けるジオハーツの背から、コックピット内のアグラーヤへ振動が走る。 《HIT》の文字がモニターに表示されていない辺り、攻撃を受けたわけでは無いようだ。 「(壁か!)」 回避と後退に集中する余り地形把握が疎かになり、建造物の外壁に当たってしまったらしい。 「(二機の間を抜けるか?しかしエネルギーの残量からして二機が振り向いた所で尽きる可能性が高い。しかし飛ぶのも無理そうだな)」 「赤い星を討ち取れるとは僥倖と言うべきでしょうかね」 ジオハーツの眼前まで接近した二機が、左右に別れる。 「では、これにて終焉ならぬ終演と」 「止めだっ!!」 至近距離まで接近したザインが自機の使用武装をブレードに切り替え、アルルカンがレーザーキャノンを向ける。 「(私が此処で死ぬとはな)」 二機がジオハーツへ襲いかかった瞬間、コルレットとザインのコクピット内に音声が流れ出す。 《敵増援を確認》 その声に、二機がアグラーヤへの攻撃を止める。 数瞬遅れて、アグラーヤと二機の間へ弾幕の壁が出現。 「ちっ!」 「私達の他にも!?」 とっさに二機が飛び退く様に距離を取り、弾の飛んできた方向を見る。 一機の赤いフロート脚AC。右手にはハンドガン、左手にはブレード。 何より特徴的なのは、弾幕の発生源であろう両肩に装備されたの二門のチェインガン。 《敵ACを確認 ランカーAC テン・コマンドメンツです》 「どうする、コルレット?」 「Cランカーが一機来た所で戦況は揺るぎませんよ。まとめて叩きましょう」 「サイプレスか。助かった、礼を言う」 弾幕を張りながら、高速でサイプレスがAC テン・コマンドメンツをジオハーツの盾になる様に移動させ、ノクターンとアルルカンへ銃口を向ける。 「アグラーヤさん、礼なら旦那に言ってくれ」 「旦那……誰だそれは?」 「上、見てみ」 「ザイン、上にもう一機居ます!」 「上だと?」 四機が同時に視点を上げると、上空の輸送機から降下する中量級と思しきACが一機。 その様は先刻のジオハーツに似ていた。 似ていたのは動作だけでは無い、アグラーヤの機体と同じ漆黒のカラーリング、そして赤い単眼の頭部パーツ。 明らかに似ていないのは、その武装。 右にライフル左にブレード、そして、圧倒的な威圧感を醸し出す両肩二門の大型グレネード。 空中で僅かに位置を調節し、やはりそのACもサイプレスと同じく、アグラーヤを護る様にジオハーツの前へ降り立つ。 《敵ACを確認 ランカーAC デュアルフェイスです》 「遅くなった、アグラーヤ」 「私とした事がこの様だ。ジノーヴィー、すまない」 「気にするな。それより……」 ジノーヴィーの駆る漆黒のAC デュアルフェイスが、その主武装にして最大の武器、グレネードを眼前のアルルカン達へ向ける。 「コルレット君にザイン君、だったか。随分やってくれた物だ。無事に帰れるとは……思っていないだろう?」 暴君の嘲笑が響き渡る。 暴君は笑う。ゲラゲラとクスクスと笑う。笑い続ける。 「…てめぇぇっ!!」 闇雲にリニアガンを撃ちまくる。二次ロックが完了してはいない様だが、もうそんな物はどうでも良い。 ただ撃つ、撃って撃って撃って撃って撃って撃って撃って撃ち続ける。 「俺も悪党だがな…あんた救えねえよ!!」 カオスアトラクターさんも、レーザーキャノンを乱射する。残弾の温存なんか関係無くなったんだろう。 《敵 脚部破損》 流石に二機のACから集中射撃を受ければ、如何にAランカーと言えども数発は喰らう。 空中で俺のリニアガンの直撃を受けて、奴が一瞬止まる。 そこへ。 「報いを受けろ、外道」 カゼスさんが斬り掛かった。 何だこいつら。 たかが屑同然の低ランカーが一匹死んだ程度で何驚いてやがる。笑う所だろここ。 少なくとも俺いや私か?どっちでもいいな別に。私にとっては下手な喜劇より数倍笑えるんだが。 こんな連中のせいで取り乱したのは我ながら情けないな。 何やら叫びながら、あの金色のタンクがリニアガンを撃って来た。 赤い四脚のカオスなんたらとか言う奴も、「救えない」とか何とか馬鹿げた事を言いながら俺にレーザーを撃ちまくってくる。 救えない?誰が誰を救うって言うんだ?戦場じゃ誰も私を救ってくれはしなかった。だから俺は誰も救わない。 戦場にハリボテ同然の建て前はあっても、一皮剥けばモラルなんかねぇよ。 それは俺が私が身を持って良く知っている。 おっと、何発か喰らってしまった。 損傷率は五割、残弾は…三割か。屑一匹を仕留めるまでに随分使っちまったな。 《脚部 破損》 黙れこの糞ド低脳頭部コンピュータが。 無駄な報告する暇が有るなら、目からドバッとビームでも出して私に刃向かう屑共を焼き払うくらいの事はしてみせろ。 また被弾か、リニアガンだから威力は大した事は無いんだが… 今度はカゼスか、「外道」?俺が外道だと?戦場で殺しをやって何が悪い。むしろ正道と言うべきだ。 俺が弱者を屠って責められる言われなど無い。 私が敗者を嘲り笑って罵られる覚えなど無い。 ブレードで斬り掛かる気か、いいだろう。左腕部もまだ残っている事だ、久々にブッた斬る殺しも悪くはない。 ブレードは奴の方が得手らしいな。まぁ良い、一撃くらいは斬らせてやろう。 思ったより喰らったな。深く入ったか。さぁてこっちの番だ、覚悟は良いか虫けら。 その死にかけの機体では俺の一撃には耐えられまい。 首を切り落とした後にコックピットをぶち抜いて蒸発させてやろう。 左腕のブレードを起動、よし、この距離なら当たる。綺麗に跳ねて晒し首にしてやろう。 そう、行け。 首をスパッと綺麗に…… 刀身が消えた!? 何だ!何だよこれは! ブレードの基幹部に何か刺さって…弾丸? 口径からしてリニアガン――――――ちょっと待て! 何の冗談だ!?あの金タンク、低ランカーの分際で俺が斬り掛かる瞬間にブレードだけ狙ってブチ抜いたのか!? まぐれでも有り得ねぇぞ! あの【亡霊憑き】や【幻灯】の野郎だってこんな馬鹿げた難度の狙撃なんて出来やしねぇ! 糞が糞が糞が!カゼスがまた斬り掛かって来やがった。 ブレードがお釈迦って事はグレネードだな。 ……あ?私のグレネードはいつからこんなに砲身が短くなったんだ? つーか砲身グシャグシャじゃねぇか! 使えねぇっ!弾が出ねえ!あの金タンク、いつの間にかグレネードまでリニアガンで壊しやがったのか!? まずいまずいまずい!! もう目の前までブレードが来てやがる! 後退……出来ないだと!? レーザーキャノンとリニアガン喰らった衝撃で硬直しちまってる! い、嫌だ。負けたくない。負けるのは嫌だ。死にたくない。死ぬのは怖い。 俺は負けるのが嫌だ、嫌すぎる、嫌だっつってんだろ! 私は死ぬのが怖い。怖すぎる。怖いって言ってるじゃないか! 誰か!誰か誰か誰か誰か誰かっ……誰か、助けてくれ。 右腕を失ったタイラントが、更に左腕をカゼスのブレードに切断される。 片腕を切断して尚、その刃は止まらず――――その頭部を、綺麗に斬り飛ばした。 平たい頭部パーツが根元から切断され、フリスビーの様にくるくると回って、落ちた。 「(死にたくない死にたくない……俺はこんな所で死ぬべき人間じゃねぇんだ!)」 全武装を破壊され、断頭の刑に処されながらも暴君はしぶとく生きていた。 カゼスの繰り出した三撃目を後退して危うい所で回避。 「逃がすか!!」 三機が追撃を仕掛けようとした瞬間、それを阻む様にアルルカンが立ちふさがる。 レーザーキャノンを放ってグルマンディーズ達を牽制しつつ、アルルカンが暴君の盾になる様に接近。 「BB、撤退しましょう」 「……殺す…ぜってぇにその虫共を殺してやる!!」 「殺すも何も腕無し首無し武装無しでどうACを破壊するおつもりですか?」 「うるせぇ!!てめぇらがその蛆共を駆除すればいいだろうが!!」 「そうはいきませんよBB。アークのトップランカーがお怒りです」 アルルカンが言うが早いか、戦場全体に爆音と轟音が響き渡る。 先ほどタイラントがした様に、空中を飛びながらデュアルフェイスがグレネードを撃つ。 アルルカン達とは離れた敷地外ギリギリを逃走するノクターンへ向けて発射された一撃。 ザインは自機をジャンプさせて回避。 着弾時の爆風により土埃が舞い上がった。 そこへサイプレスが機動力を生かして接近し、チェインガンを叩き込む。 土煙でBB達からは良く見えないが、ノクターンの右腕は千切れ、脚部から煙が吹いている様だった。 「御覧の通り撤退だけで精一杯です。それとBB、通信が入りました。【皇帝】とセレスチャル卿がアレの奪取に失敗した様ですが」 「…あぁ!?どういう理由で失敗するんだよ」 「【皇帝】が振り切られた為にセレスチャル卿が単独で機関のレイヴン三人を追撃、返り討ちにあった様です。幸い生きてはいるようですが」 「返り討ちだと?機関って事はスティンガーの野郎か……糞が、どいつもこいつも使えねぇしうざってぇしどうなってんだ全く!!わざわざあの女に偽情報まで掴ませた結果がこれか!?」 グルマンディーズ達を釘付けにする為、レーザーキャノンを連射しながら、コルレットがBBを諫める。 「何にせよ、戦闘を継続するのは不可能でしょう。そもそも継続する理由が最早無い。BB、引き際です。キレるのは御自宅に着いてから好きなだけどうぞ」 「………わかった。撤退、だ。あの虫共が……どんな手使っても殺してやる…」 「おい!BBが逃げるぞ!」 敷地外へ消えていくタイラントとアルルカンを見ながら、カオスアトラクターが言う。 「わかってる。だが俺達も撤退の頃合いだ」 「撤退!?何言ってんすかカゼスさん!」 「俺達三機で補給も無しに追撃か?全員弾も損傷も限界だろう」 「でも!」 「言いたくは無いが俺はともかくとして、お前はBB、いやそれ以前にコルレットやザインと戦って勝てるのか?」 「そ…それは」 「カゼスの言う通りだな。今あいつらと三対三…BBを抜いて三対二で殺り合っても、俺達じゃ勝てねえよ」 「………了、解」 うなだれたグルマンディーズの機体を、トリックスターがどつく。 「おら落ち込んでも立ち止まるな!まだレーザー降ってんだぞ!」 「忘れてた……ってうぁおぉぉぉ!」 領域付近のACの数に降る勢いが比例しているのか、BB達三機が消えた事で止んだかに思えた砲撃。 若干頻度が弱まった物とは言え、恐らくは先と変わらぬ破壊力を持って忘れた頃に再び降る。 「あの黒いACが戻って来たら厄介だ。脱出するぞ!」 「兄ちゃん、がっぽり稼いで来てくれたんでしょ?」 「なんか食べに行こーよー!」 自宅件ガレージ。 グルマンディーズのシャツの裾を姉弟達がぐいぐいと引っ張っている。 「あのな、兄ちゃん依頼された場所に行ったんだけどな。依頼、ウソだったんだよ」 「えー!何それ!」 「行ってみたら空き地しか無くてさ、誰も居ないし何にも無くて、結局兄ちゃんウロウロしただけで帰ってきちゃったんだよ」 「なーんだ」 姉弟達が渋々引き下がった後、グルマンディーズは一人、自室で頭を抱える。 「(修理費と弾薬費払って、壊れたパーツ買い換えたら7cしか残らなかった、なんて言えないだろ………orz)」 そこに、個室の端末からメロディーが流れ出す。 メールが三通届いていた。 差出人はそれぞれ違う、が。 「………っ!!?」 三つ目のメールの差出人名を見た瞬間、グルマンディーズは息を呑んだ。 一通目。 from 【カオスアトラクター】 to 【グルマンディーズ】 sub 【先日の一件】 『俺達があの工場でドンパチやらかしてる間に、裏で色々有ったらしいな。 俺達が工場に着いた頃とほぼ同時刻に、バロウズヒルで同じ依頼主に雇われたレイヴン達と、ジオマトリクス社とミラージュ社が派遣した部隊の三勢力が衝突。 一応、勝ったのは俺達と同じ依頼主サイドのレイヴン達だそうだ。 その後に、BBが個人で雇った上位ランカー二人がそのレイヴン達を強襲。 が、その内一機は振り切られて、結局は一機でそのレイヴン達と戦う羽目になったそうだ。 結果はまたも件のレイヴン達の勝利。 あの状況から生きて帰った俺達もなかなかのもんだろうが、どうやらそんなレベルとは桁の違う腕利きが一人居たらしい。 ま、カゼスの奴は別として、なんだけどな。 あれから暫くして砲撃が止み、ローダス兵器工場は未だに復旧作業でてんやわんやだとよ。 『そうだ、あの光について。 お前には話してなかったが、あれは軌道上に浮かぶ衛星砲からの砲撃だ。 なんでも、地下都市・レイヤードが作られたのと同時期に建造された物らしい。えらく古い物なのは確かだ。 現在も稼動中で、サイレントラインに侵入した物をあの一発で吹き飛ばしてるらしいな。 ただ…俺達が行ったあの工場はサイレントラインの「近く」であって「中」じゃないよな。 最近、あの【特攻兵器】や【9のエンブレムのAC】が「近く」、つまりラインの外側での目撃例が急増してる。 俺には、人類にじわじわと侵攻を掛け始めている様にも思えるんだが。 忘れる所だった。BBの件について、だ。 上位ランカーを自費で四人も揃え、更に旧アリーナ二位の自分も出陣。俺達が遭遇した三人の目的は、皮肉だが同じ陽働だったらしい。 もしあいつを倒して仇を討ちたいなら、マジックランタンってレイヴンを探してみろ。 まぁ…あんな無茶苦茶してたら、俺達が何かしなくとも、BBはいずれコーテックスから追放されると思うがな。 ……四勢力が絡み、二十を超えるACが戦闘したこの争い。 企業や機関、BBがこれだけのレイヴンを駆り出してまで手に入れたがったモノってのは、一体何だったんだろうな。 俺のコネをフル活用して調べたが、【ファンタズマ】って単語が出てきて終了だ。 いったい、ファンタズマってのは何なんだ?』 二通目。 From 【ブルガトリオ】 To【グルマンディーズ】 Sub【緊急募集】 『※このメールは顔見知りのレイヴン全員に送信してあります。 ☆★(^o^)俺の相方募集のお知らせ(^o^)★☆ \(^o^)/プルガトリオです! 皆さんお元気ですか! 突然だけど俺の相方を募集中! 俺の機体で対処出来な状況に陥った時、俺をフォローしてくれる腕利きレイヴンを大募集! (^_^;)あんまり弱い人は考えるけど。 可愛くて強くて同じロケット使いで、出来れば俺の代わりに依頼までやってくれる様な女の子レイヴンがベストだよ!(^_^)b ツンデレも大歓迎!」 グルマンディーズは見なかった事にした。 そして……三つ目。 From 【BB】 To 【グルマンディーズ】 Sub 【無題】 『よう、生きてるか糞低ランカー。 てめぇに喰らったリニアガンの衝撃、思い出すだけで殺したくなって性がねぇよ。 正直な所、今すぐにでも殺しに行きたいくらいだ。 だが、Eランカー相手に仮にもAランカーにしてアリーナ2位の俺がそんな真似は出来ねぇ。 そこで、だ。アリーナの観客達の前で叩き潰してやる事にした。 その為には、てめぇにそれ相応のランクまで上がり、それ相応の装備をしてもらわなきゃ、てめぇを殺しても俺の面子が立たねえんだよ。 小金を送っておいた。要らないってんならゴミ箱にでも突っ込んどけ。 ただし、受け取ろうが受け取るまいが、俺が、いずれてめぇを殺す事に変わりはねえ。良く覚えておけ』 端末を操作して確認すると、電子マネーで100万cもの金が送られていた。 画面には、受け取るか否かの選択肢が浮かんでいる。 受け取るべきか、受け取らざるべきか。 「(戦友の仇に借りを作るのか?)」 「(背に腹は代えられないだろう。死んだ他人より生きている姉弟だ)」 「(貧乏でも誇りを捨てるよりマシだ)」 「(受け取れば装備を一新して、更に姉弟達を一生楽に暮らさせてやる事が出来るのに?)」 「(しかし、それはあの男から受け取った金だぞ?)」 「(それがどうした。誰から振り込まれようが金は金だ)」 「(ずるずると籠絡され、気が付けば言いなりにさせられているかも知れないぞ?)」 自室で数時間悩み抜いた末、グルマンディーズが下した判断は―――――――。
https://w.atwiki.jp/auto/pages/463.html
[PR] キャロル <情報2課> #blogsearch2 #technorati スポーツ | オーストラリア、中国冬季オリンピック外交ボイコット - 日豪プレス ワクチン未接種者が新型コロナになった場合は医療費を全額負担させる法案が提出される - GIGAZINE TV CMに赤坂泰彦を起用し、あの90年代J-POP大ヒット曲コンピが復活!「ベスト・オブ・クライマックス」本日12月8日発売! - PR TIMES キム・テヒが主人公として登場!2021キャロルプロジェクト「メリーメリークリスマスデー」MV予告映像を公開 - Kstyle 無料ライブ“ShibuyaChristmasCarolsLIVE!”を渋谷キャストガーデンにて12/19(日)開催 - アットプレス(プレスリリース) ジョン・ウィリアムズ&ボストン・ポップス『フィリップス録音全集』(21枚組) - TOWER RECORDS ONLINE - TOWER RECORDS ONLINE 女優キム・テヒ、「メリーメリークリスマスデー」MVティーザーに登場…サンタも見惚れる美貌(WoW!Korea) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース どうしてそうなった?第二次世界大戦時の砲弾がお尻に詰まった男性が緊急搬送(2021年12月7日)|BIGLOBEニュース - BIGLOBEニュース 「きららファンタジア」,「期間限定 2021 クリスマスキャラクターピックアップ召喚」を12月11日より開催 - 4Gamer.net 『ナイトメア・アリー』NYプレミアにブラッドリー・クーパーら集結 ポスターも公開(リアルサウンド) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース ムロツヨシ、多部未華子、豪華日本語吹替陣の掛け合いも注目の本編映像が到着!『ボス・ベイビー ファミリー・ミッション』 - スクリーンオンライン 「甘くて濃厚」と好評 作業所開発のミニトマトジュース:紀伊民報AGARA - 紀伊民報 「不思議の国のアリス」のライトアップ、ベルギーの動物園でスタート(ロイター) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 『戦姫絶唱シンフォギアXV』のトレーディング Ani-Art 第2弾 アクリルスタンド、アクリルキーホルダー、缶バッジなどの受注を開始!!アニメ・漫画のオリジナルグッズを販売する「AMNIBUS」にて | ゲーム・エンタメ最新情報のファミ通.com - ファミ通.com “クリスマス”アニメといえば?「東京ゴッドファーザーズ」や「School Days」、「アイカツ!」“斧”シーンも人気!「毎年見たくなる」【#クリスマスツリーの日】(アニメ!アニメ!) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 「ドラゴンポーカー」にて年末スペシャルダンジョン「遥かなるキャロル 2021」が開催!|ゲーム情報サイト Gamer - Gamer MAMAMOO フィイン&Ailee、12月11日にコラボ曲「SOLO Christmas」をリリース!カミングスーンイメージを公開(Kstyle) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 「クッキーラン:キングダム」クッキー達がクリスマスキャロルを歌うストップモーションアニメが本日12月6日18時より公開!|ゲーム情報サイト Gamer - Gamer コルベット、マスタング、コブラ...ブライトリングがアメ車とコラボした新作がスゴイ!(FORZA STYLE) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【大原さやかさん、島﨑信長さんも】12月6日がお誕生日の声優さんは? - アニメージュプラス 【「ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男」評論】マーク・ラファロと主人公の弁護士の信念がリンクし深い感動を呼ぶ - 映画.com キャサリン妃の母、ジョージ王子らとのクリスマス語る(よろず~ニュース) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 「キョンキョン」のCM、覚えてますか? 意外としっかり者だった2.5BOX軽「オートザム・レビュー」 - Automesse Web 申し込み殺到、矢沢永吉「145回目の日本武道館」公演を生中継(Lmaga.jp) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【コラム】ビッグネームがそろった2022年の正月映画を一挙紹介!(エンタメOVO) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 「あなたにとってARIAとは?」皆川純子は「人生のバイブル」広橋涼は「栗ぜんざい」(コミックナタリー) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 氷川きよしが歌う「クリスマス・イブ」に香取慎吾が飛び入り参加 『kii s パーティー』(TV LIFE web) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース BTS(防弾少年団)、大ヒット曲「Butter」新たなバージョンを本日発売…温もり溢れるキャロルポップに(Kstyle) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース ウィリアム王子とキャサリン妃によるクリスマス・キャロル・コンサート、BBCでは放映されない! - marie claire 指の回復のためにQBウィルソンを休ませる「必要はない」とシーホークスHCキャロル - NFL日本公式サイト 米のウォルト・ディズニー社、新たな会長に女性を指名。約1世紀の長い歴史で初の人事。どんな人? - ハフポスト日本版 首藤康之・山下リオ・小日向星一が紡ぐクリスマスの物語「ダブリンキャロル」開幕(ステージナタリー) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 劇団わが町 名作をしんゆり舞台に翻案 12月3日から5日まで | 麻生区 | タウンニュース - タウンニュース 「崩壊3rd」のVer.5.3アップデートを本日実施。新SP戦乙女“甘辛ガール(キャロル)”が登場 - 4Gamer.net ユ・ジェソク&LOVELYZ イ・ミジュら参加、クリスマスキャロル「次の冬もここで会おう」MVを公開(Kstyle) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース スカイテックが新しい精密保全管理アプリケーションの強化でEsriの技術を選定:時事ドットコム - 時事通信 シーホークスがベテランRBエイドリアン・ピーターソンと練習生として契約 - NFL日本公式サイト 声優・水瀬いのりさん、『Re ゼロから始める異世界生活』『ご注文はうさぎですか?』『五等分の花嫁』『青春ブタ野郎シリーズ』『魔王城でおやすみ』など代表作に選ばれたのは? − アニメキャラクター代表作まとめ(2021 年版) - アニメイトタイムズ キム・テヒ&ソ・イングクら、「Story J Companyキャロルプロジェクト」に参加…収益全額寄付 - K-POP、韓国エンタメニュース、取材レポートならコレポ! 走り、生産、トヨタとの提携、マツダのEV対応は? - 日経ビジネスオンライン 『ウマ娘』SSRマヤノは「得意率80」のスピード特化サポ!新スキルも登場、クリスマスキャラの性能を一挙チェック(インサイド) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース オミクロン株、イギリスでも発見 移動・マスク着用の規制強化(BBC News) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 「シビック誕生前夜」に大ヒット! マジメな作り込みがスゴかった「初代ライフ」(Auto Messe Web) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース アニメ「千と千尋の神隠し」が舞台に 来春、東京で世界初演(産経新聞) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 『スペードの国のアリス ~Wonderful White World~』プレイレポ前編は世界観&キャラクターに注目 - 電撃オンライン 英作家ディケンズの『クリスマス・キャロル』の主人公スクルー… - 東京新聞 『ドリトル先生 月から帰る』『クリスマス・キャロル』世界中で愛される不朽の名作を人気声優が読む - PR TIMES ケン・ローチ監督『夜空に星のあるように』53年ぶりリバイバル上映(オリコン) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース ユ・ジェソク&LOVELYZ イ・ミジュも参加!クリスマスキャロル「次の冬もここで会おう」予告イメージを公開 - Kstyle 米クリスマス・パレードの車突入、8歳少年も死亡 犠牲者は6人に(BBC News) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 菊田裕樹氏、鈴木光人氏、久保田修氏、日比野則彦氏らゲーム系コンポーザーによるクリスマスアルバムが配信開始(ファミ通.com) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 寒い季節にぴったり! 自家製グリューワインの作り方(BUSINESS INSIDER JAPAN) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 死亡したと思われていた元夫が生きていた!? 大ヒットドキュメンタリー「タ?... - TVグルーヴ・ドット・コム キャロル・ホワイトがカメラに向かって語りかける 『夜空に星のあるように』予告編 - リアルサウンド 【訂正】絶滅した鳥“ドードー”をめぐる大活劇が面白い 著者の熱量に圧倒される『ドードーをめぐる堂々めぐり』(リアルサウンド) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 3/77台! キャロル360のためにガレージ付きの家を建てたオーナー! サバンナGSⅡ、ファミリア800・・・里帰りしたマツダ車たち|三次試験場50周年マツダファンミーティング(Nosweb.jp) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース ヘレン・ミレン 全米映画俳優組合賞で功労賞を受賞へ 史上最も成功を収めた受賞者に(よろず~ニュース) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 今夜20日、トム・クルーズ『トップガン』放送!キャスト&吹替え声優は?(シネマトゥデイ) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 野生化した人間が…「ウォーキング・デッド」シーズン11、トラウマ必至の展開に「怖すぎ」の声(シネマトゥデイ) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース FWアンディ・キャロル、2部レディングに加入…22年1月中旬までの短期契約(SOCCER KING) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 「ARIA」そのステキなフィギュアは―― “HG GIRLS ARIA”リペイントVer.が当たるオンラインガシャ展開中(アニメ!アニメ!) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 英国人が見たベトナム戦「判定はひどかったけど…」「なんでいつもこうなるの?」【W杯アジア最終予選】(フットボールチャンネル) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 劇団昴が『クリスマス・キャロル』上演、スクルージ役は宮本充 - http //spice.eplus.jp/ 「ウォーキング・デッド」シーズン11、ジュディスの涙にもらい泣きする視聴者続出(シネマトゥデイ) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【NFL】QBウィルソンの早期復帰は“卓越した回復の物語”とシーホークスHCキャロル(NFL公式サイト日本語版) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 日本初のエレベーター/第1回日本GPロードレース開催/マツダ・キャロルが復活!【今日は何の日?11月10日】 - clicccar.com(クリッカー) がんでホスピス入り…米66歳女性教師を賛美歌で見送るサプライズに感動!(日刊ゲンダイDIGITAL) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース テイラー・スウィフト、ロックの殿堂でキャロル・キングのカバーを披露。 - VOGUE JAPAN QBウィルソンがいなければ「長くここにはいなかっただろう」とシーホークスHCキャロル - NFL日本公式サイト 劇団昴×河田園子「クリスマス・キャロル」再び、スクルージ役に宮本充 - ステージナタリー ケニー大倉49歳誕生日ライブで亡き父のキャロル時代のヒット曲など熱唱 - ニッカンスポーツ “一味違う”クリスマスの物語「ダブリンキャロル」に首藤康之・山下リオ・小日向星一(コメントあり) - ステージナタリー ダリル&キャロル、マギー&ニーガンの共闘も!「ウォーキング・デッド」S11場面写真 - cinemacafe.net GOT7 ジニョン、キム・ソンス監督の新作映画「クリスマスキャロル」の主演に抜擢(Kstyle) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース QBウィルソンは「指をひどく捻挫」したとシーホークスHCキャロル - NFL日本公式サイト マツダがキャロル&フレアワゴンのモデルチェンジを発表!新型アルト登場のフラグ? - MOBY パスラッシュの強化が必要だとシーホークスHCキャロル - NFL日本公式サイト キングズ・シンガーズのニュー・クリスマス・アルバム『クリスマス・キャロル・ウィズ・キングズ・シンガーズ』 - TOWER RECORDS ONLINE - TOWER RECORDS ONLINE 元英国代表FW、無所属状態に本音吐露 「子どもたちはバルサかシティに行くと思っているが…」 - Football ZONE web 元オアシスのドラマーのトニー・マッキャロル、心臓発作について現状をツイート - NME Japan キャロルズドーター、レディオヘッドの“Creep”をカヴァーした音源が公開 - NME Japan “イングランド人史上最高額”の男は現在もフリー 代表経験もあるFWの次なるクラブは(theWORLD(ザ・ワールドWeb)) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース DMM GAMES『文豪とアルケミスト』イベント「キャロル in ワンダーランド 後編」と限定召装「キャロル in ワンダーランド 後編」を同時開催 - PR TIMES キャロルが男性を振り回した回数は? 『王家の紋章』をデータ化してみた(リアルサウンド) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 新人戦で優勝 海老名キャロル | 海老名・座間・綾瀬 | タウンニュース - タウンニュース キャロル・シェルビーが手掛けた「現代のコブラ」|コンセプトカー「デイジー」がオークションに登場! - octane.jp 「文豪とアルケミスト」で新イベント“キャロル in ワンダーランド 前編”が公開 - 4Gamer.net アンディ・キャロルがニューカッスルと再契約せず「友好的に」退団 - ニッカンスポーツ John Carroll Kirby - Septet | ジョン・キャロル・カービー - ele-king.net Sアダムスとの契約に自信のシーホークスHCキャロル、「キャンプには来るだろうし、全て問題ない」 - NFL日本公式サイト ボンズ×Netflix「スーパー・クルックス」、監督は「キャロル&チューズデイ」の堀元宣 - ナタリー キャロル・ミドルトン、ジョージ王子ら3人の孫にガーデニングを教えていると明かす - ハーパーズ バザー・オンライン フー・ファイターズ/ジェイ・Z/キャロル・キングなど、2021年【ロックの殿堂】入りアーティストが発表 | Daily News - Billboard JAPAN 片道360kmを走ってきた初代キャロルなど…北本ヘイワールド昭和平成クラシックカーフェスティバル - レスポンス マツダ キャロルの狙い目グレードや特徴と価格相場を紹介 | 中古車なら【グーネット】 - Goo-net(グーネット) 映画『キャロル』のすすめ:私たちの人生には永遠の夜明けが待つ - シネマズby松竹 今日はルイス・キャロルの誕生日!じつは数学者だったことをご存じですか?(ブルーバックス編集部) - 現代ビジネス 低燃費でスタイリッシュなキャロルにはリースで乗ろう!そのメリットとは? | カーリースならカルモマガジン - カルモマガジン 「クリスマスキャロルの頃には」スタンダードの法則 - 歌っていいな - 芸能コラム - ニッカンスポーツ マツダが「キャロル」を一部仕様変更 装備の充実で快適性をアップ 【ニュース】 - webCG ページ先頭へ
https://w.atwiki.jp/gamemusicbest100/pages/7893.html
パンツァーバンディット 機種:PS 作曲者:渡邊寛太 開発元:フィルインカフェ 発売元:バンプレスト 発売日:1997 概要 『あすか120% BURNING Fest.』などで知られるフィルインカフェ開発のベルトスクロールアクション。 過去にフィルインカフェが開発した『マッドストーカー』をベースにそれを2ライン式にしたものに近い。 対戦モードも用意されており、マルチタップ使用により4人まで参加可能。 音楽は『こみゅにてぃぽむ』などにも関わったフィルインカフェの渡邊寛太氏(現GREE所属)が作曲。 ライトな作風に合った爽やかな曲が中心だが、エレキギターをガシガシ使ったハードな曲も多い。 EGG MUSICよりサントラが配信。内蔵音源版以外の全楽曲をプレイステーションに落とし込む前の高音質サウンドで収録。 収録曲(サウンドトラック順) 曲名 補足 順位 ゆめのつばさ オープニングテーマ 歌:尾形朋香 タイトルデモ オプション キャラクターセレクト ステージセレクト ステージ1 カザンの街 ボス1 ステージ1・3・4・5・6ボス ステージクリア ステージ2 グウの遺跡 ステージ3 メラの湖 ステージ4 ラグーの山 デモシーン ステージ5 ゴールデン基地 ステージ6 空中戦艦エニグマ ステージ7 天空船アーク ボス2 ステージ2・7ボス ステージ8 アーク中枢部 ボス3 ステージ8ボス エンディング スタッフロール VSモード エントリー VSモード1 ステージ1 カザンの街 CD‐DA版 VSモード2 ステージ2 グウの遺跡 CD‐DA版 VSモード3 ステージ3 メラの湖 CD‐DA版 VSモード4 ステージ4 ラグーの山 CD‐DA版 VSモード5 ステージ5 ゴールデン基地 CD‐DA版 VSモード6 ステージ6 空中戦艦エニグマ CD‐DA版 VSモード7 ステージ7 天空船アーク CD‐DA版 VSモード8 ステージ8 アーク中枢部 CD‐DA版 ステージセレクト (CD‐DA版) ゲーム未収録曲 デモシーン (CD‐DA版) エンディング (CD‐DA版) サウンドトラック パンツァーバンディット オリジナル・サウンドトラックス
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/47268.html
登録日:2021/02/11 (木曜日) 02 25 00 更新日:2024/08/15 Thu 11 31 06 所要時間:約 10 分で読めます ▽タグ一覧 UNION ×ゾンビ 〇アンデッド アンディ アンデッド アンデッドアンラック ジャンプ作品主人公 ナイスガイ ロケットパンチ(拳千切り) ヴィクトル 不死 不老不死 中村悠一 主人公 二重人格? 元傭兵 全裸 円卓メンバー 再生能力 否定者 多芸 居合 日本刀 死にたがり 生首 白髪 筋骨隆々 美容師 股間モザイク 血 裸族 何で…!!死んだはずの人が… ゾ…ゾンビだああ!! っのヤロォ あんな…腐った連中と一緒にすんじゃねぇ !? 俺は…不死(アンデッド)だ アンディとは『アンデッドアンラック』の主人公である。 CV:中村悠一 プロフィール 年齢―わからん 身長―189cm 体重―知らん 趣味―流行のものを楽しむ 特技―なんでも人並みに上達する(上達するまでやめない) 好物―チーズバーガー、バドワイザー(ビール) 円卓の席次―10席→9席 【概要】 不老不死の肉体を持つ本作の主人公。 200年以上の時を生き自身の死を求めて放浪していたところを、触れた相手に不運を与える少女・出雲風子と出会う。 彼女の能力に「本物の死」を与えてくれる可能性を見出したアンディは、最大の不運を味わって死ぬべく風子と行動を共にする。 二人して対未確認現象統制組織ユニオンに追われる立場になるが、紆余曲折あり組織に加入した後は「理」の化身UMAや敵組織UNDERとの戦いに身を投じる。 白髪のオールバックと額に突き刺さったカードが特徴の筋骨隆々な男。 このカードは膨大な記憶による発狂を防ぐため脳まで差し込んだ蓋であり、これがないと自我を保てない。 眉毛がないためかなりの悪人面だが、髪を下ろした姿は中々のイケメン。 左胸には「1865」、左腕には「DEAD END」のタトゥーが彫られている。 当初は半裸で行動することが多かったが、服のUMAクローゼスを手懐けて以降はスーツ姿がデフォルトになっている。 1865年4月15日以前の記憶が喪失しており、自身の本名も忘れている。 「アンディ」という呼び名は風子が付けた。 【人物像】 「不老不死を呪い死にたがっている」というスタンスに反して、性格は非常にポジティブであり、 気分が高揚した際や面白い状況になった時、他者の行動や心意気に感化された際に「いいね!最高だ!」と褒めるのが口癖。 基本的は不死なりに人生を謳歌しており、行く先々で現地の飲食物を楽しみにしている描写が度々ある。(*1) 長い不死生活の中で様々なスキルを身につけており、多言語による会話や様々な乗り物の運転技術、変わったところでは美容師や漫画執筆の経験もある。 当初は風子の能力を検証するために強引にセッ○スしようとしたりと粗暴な面も見せたが、実際は女性に対して紳士的であり彼に惹かれる女性も多い。 もっともガサツでワイルドな面も本物であり、基本的には自分の経験則に則って動く。 一方で、自身の非を認めた際はすぐに謝罪する素直な所もある。 風子の能力が「対象の好感度が大きいほど、不運も大きくなる」と知ってからは「風子を自分に惚れさせた上で抱く」ことを目的に彼女と同行する。 出会ってしばらくは風子を「ガキ」呼ばわりしていたが、カードを抜いたことで自我がなくなりかけた自分を助けてくれて以降は改めて「風子」と名前で呼ぶようになり、自身の目的とは別に風子を大事に思うようになる。 過去には自分の記憶を探すために世界各地を放浪していたが、出会った仲間が死にゆく中で自分だけが生き残る人生に嫌気が差し、だんだんと死を求めていくようになっていた。 そのために自棄になっていたのか、物語当初は躁気質のような言動が目立っていたが、戦いを通じて徐々に大切な存在が増えていき、思いやりのある人物へと成長していく。 105話にて夢や願い事があるのかを問われた際には、老人になった自分を想像したことから、 アンディにとっての最高の死の形とは、自殺などではなく「否定能力を失くし、普通の人と同じように年老いて死ぬこと」だと思われる。 【戦闘面】 戦闘能力は極めて高い。傭兵歴があり銃火器などを使いこなせるほか、居合道も得意としている。 また本人の頭も柔軟で、否定者との戦闘時には的確に相手の能力を推理しながら戦う。 否定能力 人は魂で生きている そういう世界だと俺は信じる! だからどう肉体が滅びようと 俺はどこからでも蘇る!! UNDEAD -不死- 分類:自己対象強制発動型 アンディの否定能力。 自分を死に近付けるありとあらゆるものを否定する能力。 傷や欠損はもちろんのこと、老いも死に近付く要素として否定されるため完全な不老不死と化している。 アンディは長い不死生活でこの能力をほぼ熟知しており、肉体が破損するした際に超スピードで行われる「再生力」を駆使した奇抜な戦闘を行う。(*2) ただし、基本体が欠損したりバラバラになることが前提なので戦闘の光景が血みどろなスプラッターと化す。 ちなみに痛覚自体は普通に存在しているが、アンディ曰く「ノイズ」とのことで常人の「死への警告」としての痛みとは違うらしい。 ただし股間を砕かれると流石に悶絶する。 弱点は炎などの高熱で、傷口を焼かれると再生力が大幅に低下してしまう。 また無敵に思える再生能力だが、脱臼など出血を伴わない損傷は「死に直接繋がらない」とみなされ再生できない。 当初はアンディの「脳が破壊され思考できないことが死である」という人生哲学の影響からか、基本的に再生は頭部から行われるようになっており、そのため頭部を頑丈なカプセルなどで封印された場合は再生できなくなる弱点があったが、 後に「人は脳でなく魂で生きる」という考えに目覚めて以降は胴体からも再生できるようになった。 技 再生移動 アンディの基本技能の一つである、千切れた足を再生した勢いによる高速移動。 後に、足を捻りながら再生することでよりスムーズな移動を可能にする「再生滑走(リペアグライド)」を習得した。 部位弾(パーツバレット) 千切れかけた部位を高速再生によって押し出して弾丸のように高速で飛ばす。 直撃すれば人間を十分絶命させる威力を誇るアンディの主力技。 意図的に人体を切断して使用したり、首から上を切り落として射出し、首を基点に肉体を復元して拘束から逃れるなど使い易さと応用力に優れる。 再生抜刀(リペアブースト) 必殺技の一種。 腕に日本刀を突き刺して鞘代わりとし、高速再生の勢いを利用して抜刀を加速させる剣技。 一等両断する「紅三日月(あかみかづき)」と、十字に斬り裂く「紅十字(あかじゅうじ)」がある。 5点着地 傭兵時代に覚えた技。 足裏、スネ、尻、背中の順で着地していくことで衝撃を和らげながら着地する。 なお人体損傷は防げないので着地に使った箇所の骨は例外なくへし折れる。 再生頭撃(リペアヘッドバット) へし折れた首を再生し、再生の勢いで放つ強烈な頭突き。 "血廻(けっかい)” 紅盈月(あかえいげつ) 片方の手首と足首を切断し、大量の出血の勢いで高速回転しながら突撃。 螺旋の動きを描きながら進行先にあるもの全てを斬り捨てる大技。 紅蓮弾(クリムゾンバレット) 四肢を切断し、切除部位の血液やカルシウムなどを部位の末端(主に指先)に集中させ超高圧で撃ち出す。使用すると反動として著しく再生能力が低下する。 紅渦弾(ボルテックスバレット) 腕を強力に捻り、その回転力を活かして高速回転する拳を撃ち出す。 不運弾(アンラックバレット) 己の常識を否定し、「不運は魂に宿り、人は魂で生きる」と信じることで可能になった新技。 風子の不運を受けた状態で魂を部位弾に移す(と信じる)ことで、不運の発生位置を部位弾に変更する。 これにより部位弾に不運の効果を乗せることができるようになり、自爆攻撃でしか使えなかった不運を能動的に攻撃に転用可能になった。 紅渦脚(ボルテックスシュート) 脚部を強力に捻り、その勢いで蹴りを放つ。 不運死道(アンラックデッドロール) 風子に接触した状態から自身の手足を切断して周囲に血液を散布。血液を浴びせたものに不運の効果を与える。 血刃纏(ブラッディエンチャント) 腕に突き刺した刃を抜くことによって、 刃に血を纏わせて強化する。 紅火山弾(ボルケーノバレット) 紅蓮弾の強化技。血液を集めた指先をもう片方の腕で絞め、更に威力を上げて指の弾丸を撃ち込む。 血死闘法(ブラッディアーツ) 手足を捻り、肘から血を噴射して技の威力と速度を底上げする近接戦闘術。ぶっつけ本番の物らしい。 橈骨骨杭(レディウスボーンパイル) 前腕の橈骨を肘側に脱臼させ、肘が歪んだ反動で骨を打ち出す技。 死刃大剣(デッドブレイドクレイモア) すり潰された下半身の部分から血液を大剣のように噴出させて切り裂く。 背骨鞘(スパインシース) 「再生抜刀」の派生技。背骨を鞘に見立てて刀を背骨に差し納刀する。 大紅蓮三日月(だいぐれんみかづき) 「背骨鞘」で納刀した刀を抜刀して縦に切り裂く最速の居合切り。 死刃盈月(しじんえいげつ) スプリング戦で使用。 独楽となった己の体の部分をわざと出血させ、回転力をアップさせつつ血の刃で斬りつける。 死影(デスシャドー) 全身の皮膚を無理矢理剥がしてできた等身大サイズの巨大なかさぶたによる分身を作り攪乱する。 対不動用に編み出した技だがあくまで目くらまし程度の効果しかない。 死重葬(デッドカルデッド) UMAゴーストが追加されたことで会得した技。 肉体を自ら引き千切るように破壊して骨・血・皮・筋肉の4つに分解し、それぞれに魂を乗せ遠隔操作する。 壮絶な激痛が発生する上に精密動作はできないが、分身が相対した敵次第では敵の攻撃をすり抜けつつ攻撃を仕掛けられる。 分解時の名称はそれぞれ「ボーン アンディ」「スキン アンディ」「ブラッド アンディ」「マッスル アンディ」という名前がある。 死に物狂い(デスパレーション)フォーム 脳を意図的に破壊することで脳機能を著しく低下させ、無理矢理戦闘を行わせる技。 筋力操作のリミッターが外れるので攻撃力とスピードが向上するのがメリット。 ただしリミッターが消えた関係ですぐ身体が壊れてしまい、思考力も大幅に低下するので単純かつ直接的な攻撃しかできなくなる。 「総合的には弱体化」と作者から直々に言われる辺りデメリット満載だが、一方で思考に働きかけるタイプの否定能力に対してはその効果を無理矢理突破できるというメリットはある。 銀繊月(ぎんせんげつ) 自身の魂を刀に乗せて繰り出す斬撃。霊体と実体を同時に斬り裂くことが可能。 装備 倶利伽羅(くりから) アンディが装備している日本刀。 元はアンディを捕獲するために派遣された刺客の武器だったが、その後は自分の得物として刀を体に直接刺す形で納刀している。 組織の否定者である一心が打った刀であり、彼の否定能力である「不壊」の影響により決して壊れることはない。 クローゼス だああ なんだお前の欲しい服は!! 丈夫で壊れても再生して呼んだらすぐ来るだぁぁあ? 組織所属後に出会った服のUMA。 意思を持った服そのもので、普段は不定形のスライムのような怪物。 人間に取り憑きその者が着たいあらゆる服に変化できるが、クローゼスが変化した服に魅了されると身体の支配権を奪われて操られてしまう。 支配していた人間が行動不能になると新たな身体を求めて近くの人間に移動する。 好物は毛糸玉。 当初脱走するもアンディとの遭遇により彼の服になってしまい、あまりの注文の多さに魅了させることができず無理矢理服従させられてしまう。 その後は風子により「クロちゃん」呼ばわりされ、マスコットみたいな扱いになってしまった。 以降はアンディの服として要所要所で様々な服に変身し、何だかんだで彼をサポートしている。 目標はアンディを魅了して肉体を乗っ取ること。 そのためか、少なくとも建前の上では「人間に協力している」のではなく「特性を逆利用されている」という扱いになる模様。 尚、アンディが怪我を負う=着ているクローゼス自身もダメージを負う、なので彼も大概不幸に巻き込まれているのである。 そして、不死でこそないものの再生力はかなり高く、その再生速度はアンディに並ぼうかというレベル。追い付いてなくて海苔のお世話になる事も多いが。 DB(ディービー) ニコが設計・開発したアンディ専用バイク。命名はアンディで、正式名称は「UNDEAD UNBREAKABLE」。 アンディの不死能力で多種多様な機能を発揮できるのが特徴。 通常時でも時速400kmの速度が出せるが、アンディの血を使うことで音速まで理論上加速可能だが常人なら即死する。 フレームは一心が作り「不壊」の効果が与えられているため内部機構にエラーが起きない限りは破壊は不可能。 AIも搭載されており、登録されたライダーが事前報告なく一定以上離れてから30分以上経過するとオートで探索を行う機能がある。 【ヴィクトル】 理(おまえ)じゃ俺を縛れない アンディが額のカードを引き抜くことで発現するもう一つの人格。 この人格が表に出る際は髪が黒に変色するとともに肩まで伸びる。 「数多の戦場に勝利をもたらした男」と称され「戦勝の神(ヴィクトール)」の異名を持つが、本人はこの呼び名を嫌っている。 性格はアンディの時より冷酷かつ好戦的になり、「人が変わった」と称されるほど別人のように変貌する。 本人は「自分こそがオリジナルの人格」だと主張しており、それはアンディも事実だと認めている。 またアンディと違い自身の死についてはほぼ諦めており、彼の死の希望である風子のことも躊躇なく殺そうとした。 一方で組織の否定者達と戦った際は、彼らにアドバイスをするような素振りを見せており、組織のトップであるジュイスとも面識のある様子だった。 また、物語時点では存在しなかった「曜日」の概念を知覚しているなど、謎の多い人物であるが…。 ※ネタバレ注意 実はジュイスと共に組織を立ち上げた、最初の円卓メンバーの一人。 そして神によって「死」のルールが足されて以降、神による星の破壊と再構築のループでただ一人この世界で生きていた。 詳細は不明だが、現ループの1865年にてヴィクトルの人格は封印され、アンディの人格が生まれることになる。 余談ながら彼の不在は今ループに大きな影響を与えている。 不可避のボイドと対等に殴り合える相手がおらず、ボイドの性格が腐ったままとなる 普通に年を取り老婆のまま活動していたジーナだが、アンディに恋をしたことでアンチエイジングで若さを保つこととなる メンバー選定をジュイスが行ったためかニコ、ボイド、ジーナ以外の否定者が組織に加入 不運の否定者(風子)が生存し組織に加入(*3) また、序盤は組織の統率が取れているとは言い難い状況だったのは恐らく連載初期故の整合性の齟齬が原因だろうが、 整合性をつけるならヴィクトルの不在がジュイスの負担となっていたからではないかとも言われている。 能力はアンディと同種だが、ヴィクトルの場合復元再生の先を任意で選べるという決定的な違いを持つ。 そのため射出した指先すら復活の基点となりうる。 また脳に施された身体能力のリミッターを完全解放しているため超人的身体能力と怪力も併せ持っており、1人で円卓メンバー全員と渡り合うほどの戦闘力を誇る。 ※使用する技 部位弾(パーツバレット) 指連(フィンガーズ) 両手の指全てを使った部位弾。 分裂弾(ディヴィジョンバレット) ヴィクトルの操る部位弾の応用技。 部位弾で射出した指1つ1つを遠隔で再生することで自身の上半身を構築し、分身として操る。 死閃(デッドライン) 両手の指先から放つ都市区画一つをまとめて斬り刻み崩壊させるほどの攻撃範囲と切れ味を持つ血のウォーターカッター。 死刃との併用で超広範囲を薙ぎ払う血の剣を生み出した上でも使用できる。 死連弾(デッドバルカン) 両手の指先をへし折ることで傷口を作り、その傷口から血の弾丸を乱射する。 死刃(デッドブレイド) 血の凝固をコントロールし腕から血の刃を形成し敵を斬る。 死道(デッドロード) 腕を切断し、傷口から巨大な血の噴出を利用した砲撃を放つ。 【余談】 アンディの最大の特徴として、股間モザイク(通称:海苔)がある。 と言うのも、アンディは身体の欠損は再生できても服は再生できないため、激しい戦闘になるとすぐ全裸になりその分股間モザイクが増えてしまうのである。 これには作者も1巻にて「こんなにモザイクまみれの漫画を書くことになるとは思いませんでした。」と反省していた。 後にクローゼスを手に入れてからはモザイクがなくなる…かと思いきや全くそんなことはなく、毎週1コマは必ずモザイクが書かれるようになり、 公式Twitterにて答え合わせをするのが通例になっている。 読み切り版では、額に刺したカードで記憶を封じ込めているという設定はあったが、ヴィクトルの人格はまだ無かった。 また額に刺さっているカードはキャッシュカードで、百万円をポンと出せるほどの貯金がある様子であった。 追記・修正か、いいね 最高だ!! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 一番最新巻に載ってない内容が掲載されてない?大丈夫だっけ -- 名無しさん (2021-02-11 03 31 55) ジャンプ主人公の中でもトップクラスのいい男だと思う。 -- 名無しさん (2021-02-11 10 23 04) アンディはぜっっったいアニメ映えするから頼むからいいね、最高なアニメ化をしてくれ! -- 名無しさん (2021-02-11 11 58 12) 基本的に鋼メンタルなんだけど、容姿関連をダメ出しされると途端に豆腐メンタルと化すのよねw -- 名無しさん (2021-02-11 20 14 55) やーい10年留年したような顔ー -- 名無しさん (2021-02-12 20 22 49) 風子がタフになるにつれて、アンディに気弱な面が目立つようになってるな。初期のキチ笑いとか空元気の一種なんだったんだろうな・・・ -- 名無しさん (2021-03-09 23 14 06) もはや不死とか再生とかの話ではなく、自分の肉体を操作する力と化しているな。死に対する認識が変化したことで、バラバラになった体の一部まで自分そのものとして動けるようになったということか? -- 名無しさん (2022-03-07 23 17 26) 動くアンディは見たいが、それに伴って海苔がどんな扱いになるのかが気になる -- 名無しさん (2022-09-13 13 11 58) 中村さんか。悪くはないと思うが、個人的にはもうちょっとドスの利いた声のイメージだった。 -- 名無しさん (2022-11-21 22 12 19) 細谷佳正さんを想像していたがそっちもいいかも -- 名無しさん (2022-11-21 23 06 48) ゾンビ(元保母さん)も惚れる男 -- 名無しさん (2023-11-19 19 13 27) ニードレスのブレイドみたいな型破りキャラだ 容姿も似ている -- 名無しさん (2023-12-07 12 56 16) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/skygaleon/pages/499.html
オルトロス(ウルク) 前衛 中衛 後衛 - - - Cオルトロス - - - - - ゴルゴン(ハトキア) 前衛 中衛 後衛 Cオルトロス - - Cゴルゴン - - Cオルトロス - - ダハーカ(ラガシュ) 前衛 中衛 後衛 C天馬 Cデクマ - C天馬 UCダハーカ - C天馬 Cデクマ - ミノタウロス(ミノオス) 前衛 中衛 後衛 Cアステリオス Cアステリオス - Cアステリオス Rミノタウロス - Cアステリオス Cアステリオス - デュラハン(アレキサンドラ) 前衛 中衛 後衛 C首なし騎士 C天馬 Cアルケイデス UCキメラ Rデュラハン Rキマイラ C首なし騎士 C天馬 Cアルケイデス クーフーリン(アランモア) 前衛 中衛 後衛 UCキメラ UCセルケト - Rワイバーン Rクーフーリン(3) Rケイロン(5) Cワーム(5) Rスカアハ Rデュラハン ペルセウス(オロントス) 前衛 中衛 後衛 C座敷もっこ UC鵺 Rケルベロス Rペルセウス(9) UCディアナ(5) Rケルベロス C座敷もっこ UC鵺 UCアヌビス(3) ワイバーン(エアレイク) 前衛 中衛 後衛 Cワーム(9) UCベヒモス(4) R麒麟 R青龍 Rワイバーン(5) - Cワーム(9) UCカテン(5) Rケルベロス ベリアル(アルカフォス) 前衛 中衛 後衛 ニーズヘッグ(フォーロック) 前衛 中衛 後衛 Cスピンクス(3) R玄武(1) SRアジダハーカ Rバロン(3) UCかまいたち(5) Rニーズヘッグ(5) Rミノタウロス(3) R玄武(1) Rノーム
https://w.atwiki.jp/sinkyara/pages/203.html
【作品名】ああ女神様っ 【ジャンル】漫画 簡易テンプレ ベル:一級神。転移可。30m級ロボ破壊。50m怪物防御。人間魔族降伏。 女神キャラの大まかな速度格付け。 ヒルド1/1000分身=リンドの飛行速度>リンドの斧攻撃≧(音速の壁) (音速の壁)≧ベルダンディーの術=ウルドの術>ヴェルスパーの時戻し>(描写の壁) (描写の壁)>ウルドの弓攻撃>螢一=常人 共通設定:本気で力を使うと、世界を崩壊させてしまう危険があるので、 力を押さえるアイテム(封環)を使用しているらしいが、ここでは使用しない。 作品では女神が使う力を法術、魔族が使う力を魔術と総称している。 女神や魔族は、ユグドラシルシステムやニドヘグと呼ばれている天界や魔界の施設で、 この世界に介入できる。テンプレの女神や魔族の力もそこを経由していると思われる。 法術や魔術の詠唱はこの装置に対するコマンドであると思われ、詠唱必須に近い。 ユグドラシルには、少なくとも全宇宙の時間の流れを制御できるレベルの力がある。 戦闘開始後すぐにこの施設に転移して、施設操作すれば楽勝だがルール違反。 女神や魔族は、人間の目に見えない怪物が見えるので、霊を見ることができるはず。 女神や魔族の宇宙生存可能描写はない。寿命がかなり長い。 テンプレの一級神の力 "この世界での一級神の力は、一歩間違えば地上を破滅させ得る程のものである" "クローンウルドは暴走し、やがて地球崩壊規模の力を解放後、自己崩壊する" "山を引き裂ける。海を蒸発させられる。星を真っ二つにできる。これが一級神の力" と言う語りがある程度。惑星破壊可能であるとは認めがたいので、描写を並べた。 封環なし状態のベルダンディーがバラバラに壊れた大きめの木造家屋を、 9行の詠唱で元通りにした時に、全力の1/1000万の力であると言っているが、 界王拳などと違い、どこをどう1000万倍すればいいのか不明である上、 (ここ以外で、手加減の程度表現がないに等しい)同じ一級神でも力の差があると 推測される描写があるので、一級神だからといって最低基準を設定できない。 テンプレの沙夜子以外の各項目は、本気でやるならこれより強いだろうと推測される。 法術や魔術無しでは一般人かそれ以下の力しかないと思われる。 10次元存在 「私達の神の世界は、次元がずっと高い世界なんです。2次元の人が3次元の人を見ること ができないように、あなたたちは、普通、私たちを見ることはできません。だから、私達 はあなたたちに見えるように、常に原子の再構成をしながらこの体を保っています。 たとえ再構成をやめても、一時的に消えるだけですから心配しないでください」 と言うペルダンディーのセリフから、本体は高次元的存在と定義される。 今までは、低次元からはダメージを受けず、たとえ見かけの肉体が消滅しても、 まったく問題ないと定義されていたが、73話(13巻)でスクルド(女神)が 「自転車で転ぶと痛い(≒自転車で転ぶだけでもダメージを受ける)」と言っている。 しかも、作品描写で確実に高次元存在になっているのは、鏡の中やテレビの中や天界だけなので 「高次元の肉体(透明状態)で確実に描写の攻撃が可能である」とは言い切れない。 したがって、特記がない限りは「通常の人間程度の肉体強度しかない」とせざるを得ない。 or 10次元存在 「私達の神の世界は、次元がずっと高い世界なんです。2次元の人が3次元の人を見ること ができないように、あなたたちは、普通、私たちを見ることはできません。だから、私達 はあなたたちに見えるように、常に原子の再構成をしながらこの体を保っています。 たとえ再構成をやめても、一時的に消えるだけですから心配しないでください」 と言うペルダンディーのセリフと設定本から、女神達の本体は10次元的存在と定義される。 また、10次元存在である「宇宙のひも」を切断するのに特殊なアイテムが必要だった所からして 10次元に攻撃可能でない限り、本体は影響を受けないと推測される。 (作品では、この"宇宙のひも"は10次元存在なのに誰でも見える描写だという矛盾はあるが、 10次元存在は、それ以下の次元からは認識されず、かつ影響受けないと言うこと) ただし、女神たちが10次元状態にあるとき、女神が単身で低次元に対して干渉を与えた描写は 「天界で人間界から持ち込んだおもちゃで遊んだり、マンガを読んだりした」ことしかなく、 仮の肉体を用意しない限りテンプレ上の攻撃が可能であるとは言いがたい。 つまり、「10次元存在は、それ以下の次元からは認識されず、かつ影響受けないが、 見える肉体がなければ他の世界にたいした影響を与えることができない。肉体がなくなれば 再び肉体を構成する必要がある」と言う事なので、10次元存在≒無限再生能力者。 【名前】ベルダンディーwithカラオケセット 【属性】女神。 【大きさ】身長160cmくらい。 【攻撃力】特殊能力参照。知覚能力は全宇宙(自称)。法術無しでは非力な女性並み。 【防御力】10次元存在。腕だけで家屋破壊レベルの光線を防いだ。 バリアのような物を張れる。少しの威力を防ぐだけならタメはいらない様子。 10数mの距離からウルドが洋弓から放った矢を、バリアを張って守った。(40m/s?) 目の前にある手のひらサイズの爆弾の、導火線の残りが数mmの状態から詠唱を始め、 周囲一里(4km)を木っ端微塵にする(自己主張)爆発の威力をバリアで包んで防ぐ。 (爆発そのものは防いでいない)(52話) 全長50mの5匹の蛇がまとまったような怪物の体当たりを防ぐバリアを張れる。(封環解除) 紅茶に混ぜられた薬で眠った。 普段の状態では、力を使いすぎると眠ってしまう。 【素早さ】飛行可能。箒を使った飛行では天界最速。 (音速以上の)リンドの動きを認識可能。 螢一が仰向けに自由落下しようとするのを、1mぐらい落ちた所で法術の念力で救助。 長めに見ても0.45秒未満の反応。(11話) スクルドとウルドが落とし穴に落ちるのを、1mぐらい落ちた所で法術の念力で救助。 ほぼ同時に世界のあちこちに落ちてくる52個の隕石を、早く燃え尽きるようにした(封環解除) 大学生に押し倒され、キスされる前に1m強の瞬間移動のようなもので逃げた。タメなし。 タメなしで鏡を介して空間転移が可能。ベルダンディーは常に手鏡を携帯している。 メッキ等反射する物であればそれでも可能で、結界内や異次元など 転移する側の状況やそこに至るまでの距離に関係なく一瞬で転移できる。 【特殊能力】万物の力を使い、飲食店の火事をも消すような大雨を降らせたり、突風を起こしたりできる。 感情感知:タメなしで集中すれば感情を色として知覚できる。複雑な感情は無理。 変性:自縛霊(の様なもの)をねずみに変えた。ただし本人が望んだ事なのでおそらく 強制的には無理。ほぼ接触。 眠らせる キスの欲望を持って、必死で迫ってくる螢一を眠らせた。射程2mくらい。 時間はかかっているが反撃されていない。 気球:暴走するトラック(30Km/h?)が、螢一に3m位の距離まで接近していることに 5mくらい離れた所から気づき、トラックが1mまで接近した時点で螢一を数m吹き飛ばす。 特にタメはない描写。(28話) 吹き飛ばす:大学生男性を数kmほど、回転ベットごと吹き飛ばした。(男性は無傷) 回転ベッドが飛び出す勢いでラブホテルの壁も破壊できた。 エンジン停止:バイクのエンジンのプラグを壊した。射程5mくらい。 疎通:動物や機械と意志疎通可能で、機械修理等に使用。 束縛:90ノット(165km/h)で水中移動し、幕張イベントホールを軽く破壊する100m級の狼 (フェンリル)を束縛した。ただし罠としての準備をしていた。(封環解除) 解体:30m強はあるロボットの、無数にあるネジのほとんどを外してバラバラにした。 射程10強m。ネジの摩擦を消しているらしい。近接状態でバイクのエンジンを、パーツ 単位でバラバラにした。 消化:火を吹く自動車やガス湯沸かし器の火などの街中の火を消した。45話(7巻) 水暴走:50m級プールの水全部を暴走させて吹き飛ばす。射程数m。69話(12巻) 風送り:峠道で、コースアウトしようとするバイク(40Km/h?)を、風を送って 救った。詠唱を開始してから救い終わるまで5mも進んでいないように見える。 また、50km/hで走るレースボードのエンジン吸気を遮断した。射程10数m。 詠唱力:30分かけて唱える呪文を、逆転させて一音も外さずに詠唱する。 縮小化:自転車で追いかけてくるキャラの自転車だけを小さくした。射程2m。 自分も10cmくらいに小さくなれる。その状態では力を消費しにくいらしい。 歌:50曲歌を歌う間、半径400mくらいの人間と魔族(マーラー)が行動不能になった。 効果発動速度は、疲労していたが常人並以上に反応できるはずのマーラーが、 ボタンを押すことすらできないほど早い。その後、別人が語りかけた 「部活に入ってください」と言う願いを聞いた人間すべてが部活に入った。 (すべてと言うのは描写推測だが、マーラーは確実に入部) ベルダンディー本人なら降伏を強要できるだろう。カラオケセットと飲んでいた薬で、 歌の力が増幅されていたと思われる。タメなし。179話(28巻) 【長所】特殊能力の万能性。一級神設定。 【短所】嘘がつけない。タメなしと書いていない所には詠唱がいる。 【戦法】生きている存在なら歌。ロボット等なら解体。歌や解体が効かないなら、 縮小化や空間転移で時間を稼ぎつつ束縛とかでがんばる。 【備考】森里螢一の「ずっとそばにいてほしい」と言う願いで、この世にとどまり続ける女神。 封環解除と書いてあるところは力を抑える封環を使用していない状態のもの。 嘘はつけないが、黙っていることはできる。きわめて豊富な知識の持ち主。 「完璧ね。きれいな歌声、美しい顔立ち、整ったプロポーション、おまけに誠実で優しい」 参戦:vol.2 174 名前:格無しさん[sage] 投稿日:2012/04/03(火) 19 22 54.97 ID r7o8z22o ベルダンディー考察 ○ジェニー 分解勝ち ○○サム、スリック 歌で降参 ×マックス・ペイン スナイパーライフルには反応できない 殺され続け負け ×サンレッド 先に攻撃され負ける ○ポール・ヒッケンドルフ 歌で降参 ○ドロシー・ゲイル 先に歌って勝ち ×スラリン スラ・ストライク負け マックス・ペイン>ベルダンディー>スリック
https://w.atwiki.jp/wrtb/pages/10317.html
アンディ・グリフィス 名前:Andy Griffith 出生:1926年6月1日 - 2012年7月3日 職業:俳優・プロデューサー・歌手・作家 出身:アメリカ 出演作品 1970年代 1976年 ★Frosty s Winter Wonderland*(ナレーター) 1990年代 1996年 スパイ・ハード(ランカー将軍):滝口順平
https://w.atwiki.jp/yaruokitiku/pages/109.html
/‐7 /_,| | _ -==>iイk'‐_- 、 ⌒!!-_( \ \ /_ -/ 〃_,ィ |´ //,/ \ \\ ll `ヽ、 ヽ ヽ /ヽ _ /'´ / 〃ァ'´ ! ! ,/ / l i, ヽ、ヽ lト 〉 '、 ', /⌒`ヽ、 Y_.-=/ .// / !∨〃〃 .i !', ヾヽ.iiトヾ、 ./ i .!. /_ ==―_/7´, -| /' ! ,ハ∨〃 || ! i iィメ, ヽヽ ,イ ! |/´ / ィ !ニ ̄| ト l 〃ハ∨_ -_ニ!!=、 ヽl .j,r=l゙ヽヽ'.〃 |l', /,イ/ヽトヽー| l_\ l !l/ ムT´__|! ヽ ',ィz、ヽ Y| //.! //〃//! トヽ\l {=_-\l |/ / /li イ'ト' イ r' ハ リ 〃.Y/〃/ l l l トヽ ヽ! ミ =Y! ハ ィ{ リ i八 ヾ-゙__|i ハ l '´.{'〃〃 l l l liト、.\ ヽ`Y,-i ハl__ ヾ'- ゙ ヽ `Y! ! l !.|/,〃 /| l ll! ヽヽ\X/r ! i| .iイ゙ ` , ll i!.| !./// / l !il| \\'ヽ(| l| lii. _. イノll| !!' i' / /! l ll >、ミ`! i| il ヾ´‐ ´ ,イ l| il/〃|/ /' /.! |l! ´/´(ヾヽヾ ハ、 / !.i| lY/l 〃 / |. l l| { r'ユ__ヾ、 ヘ` - ._ / !i!_メi|.// / ! .!.i! ` ) ハ` ヾ- _ / `´-、 li! li|// / i! !l| _レ⌒` ヘ. ヘ  ̄/ 「/_ !! !!/ / il! |i| / _ハ ヽ ! /{` ''ヾ-、.|! i|! / !! i| / , へ、 { rュ\ ヘ メ ^ヾ.O} リ!. l 初登場は4スレ目 1741 宝石を渡せば任意の人物の才能限界を上げてくれるらしい パルテナ?知らんな ━━━━━━━━━━━ アンデルミィルの後輩 ベルダンディー ━━━━━━━━━━━
https://w.atwiki.jp/actors/pages/5518.html
サラ・ディーキンスをお気に入りに追加 サラ・ディーキンスのリンク #blogsearch2 サラ・ディーキンスとは サラ・ディーキンスの69%は電力で出来ています。サラ・ディーキンスの19%は鉛で出来ています。サラ・ディーキンスの8%は果物で出来ています。サラ・ディーキンスの2%は利益で出来ています。サラ・ディーキンスの1%は血で出来ています。サラ・ディーキンスの1%は小麦粉で出来ています。 サラ・ディーキンス@ウィキペディア サラ・ディーキンス サラ・ディーキンスの報道 gnewプラグインエラー「サラ・ディーキンス」は見つからないか、接続エラーです。 冬のソナタ またでるよ 冬のソナタ 韓国KBSノーカット完全版 DVD BOX(初回限定 豪華フォトブックレット&スペシャル特典ディスク付) 本当に長い間、待たせてごめんなさい。「冬のソナタ」韓国KBSノーカット完全版をいよいよお届けします。 映像は韓国KBSのオリジナルそのままに、音楽に関してもユン・ソクホ監督が想いを込めて監修し、一部楽曲を変更しました。初回限定特典にはぺ・ヨンジュン 独占インタビュー/ユン・ソクホ監督&田中美里の対談スペシャルDVDの他、DVDオリジナルポストカード、シリアルNo付 豪華フォトブックレット(20P)を封入しております。 今までの日本用編集版よりも約166分長いノーカット映像(本編後のエンドロールも収録!)に加えて、映像特典の【スペシャル短編集】には、ペ・ヨンジュンのスノーボードシーンの撮影風景も収録しています。 【ここが違う!8つのポイント】 ◆今までの日本用編集版よりも約166分長いノーカット映像(本編後のエンドロールも収録!) ◆ファン待望の「ダンシング・クィーン」「白い恋人たち」をついに収録。 ◆日本語吹替を再収録。萩原聖人さん、田中美里さんが担当、その他主要人物もなつかしいあの声で。 ◆本編は日本語字幕に加えて韓国語字幕も収録 ◆一部変更した楽曲をユン・ソクホ監督が想いを込めて監修!(一部BGMはオリジナル版より変更されています) ◆<初回限定特典1>スペシャルDVD:★ぺ・ヨンジュン 独占インタビュー/★ユン・ソクホ監督&田中美里の対談 ◆<初回限定特典2>豪華フォトブックレット:シリアルNo付(20p) ◆<初回限定特典3>DVDオリジナルポストカード3枚 サラ・ディーキンスのキャッシュ 使い方 サイト名 URL サラ・ディーキンスの掲示板 名前(HN) カキコミ すべてのコメントを見る ページ先頭へ サラ・ディーキンス このページについて このページはサラ・ディーキンスのインターネット上の情報を集めたリンク集のようなものです。ブックマークしておけば、日々更新されるサラ・ディーキンスに関連する最新情報にアクセスすることができます。 情報収集はプログラムで行っているため、名前が同じであるが異なるカテゴリーの情報が掲載される場合があります。ご了承ください。 リンク先の内容を保証するものではありません。ご自身の責任でクリックしてください。